教育支援の取り組み「meviy for education」
株式会社ミスミグループ本社が運営する機械部品調達プラットフォーム「meviy(メビー)」は、次世代の製造業を担う学生達の挑戦を後押しするために、特別支援プログラム「meviy for education」を実施しています。このプログラムは、2024年度から2025年度にかけて、多様な学生団体を支援することを目的としており、特に製造業の担い手となる若手人材の育成に寄与することを目指しています。
背景と目的
現在、日本の製造業は労働力不足という大きな課題に直面しており、若年層の就業者数が減少しています。この背景には、学ぶ場の減少や指導者不足が影響しています。ミスミは、AIやデジタル技術を駆使した「meviy」を通じて、これらの問題に立ち向かっています。このプログラムは、若者が能動的にものづくりに取り組む土台を作るために始まったものです。すでに多くの大学や専門学校でmeviyが導入されており、教育現場での活用が進んでいます。
2024年度の活動成果
2024年度は、全国20の学生団体に対し、最大10万円分のmeviy部品購入に利用できる90%割引クーポンを提供しました。これにより、学生たちは独自のプロジェクトを進展させることが可能になり、高精度な部品を製作することができました。参加した学生からは、「学内で加工できない高精度な部品を製作できた」、「迅速に部品を手配できたことで開発サイクルの短縮が実現した」などの高い評価が寄せられました。
特に、各団体が参加したロボットコンテストでは上位入賞を果たし、EVレーシングカーの性能向上などの具体的な成果も報告されています。静岡大学のレスキューロボットコンテストや、東京藝術大学のロボット演劇など、多様な分野での学生の活躍が見られました。
教育・研究現場での利用状況
プログラム終了後のアンケート調査により、meviyは学生によるものづくりプロジェクトの設計や製作に実際に広く利用されていることがわかりました。特に開発スケジュールがタイトな中でも、迅速に部品を調達できる点や、CADデータをアップロードするだけで見積もりから発注までをこなせるプロセスが評価されています。これにより、学生の設計意図を反映させた高精度な部品製作が可能になっています。
参加団体の声
東京大学/フォーミュラファクトリー
「毎年開催されるフォーミュラ日本大会に向けたEVレーシングカーの製作でmeviyを利用。高度な加工が必要なパーツも迅速に調達でき、設計の自由度が広がりました。」
早稲田大学/ROBOSTEP
「高精度な金属部品の製作にmeviyを活用し、開発が早まり大会での好成績に結びつきました。」
近畿大学/近大ものづくり工房
「教育用教材の製作にmeviyを用い、学生が効果的に公差を学ぶ環境作りに寄与しています。」
ミスミのものづくり支援活動
ミスミは「meviy for education」以外にも、ものづくり支援に取り組んでおり、今後も様々な活動を展開していく予定です。詳しくは、ミスミの公式サイトで確認できます。
まとめ
「meviy for education」は、未来の製造業を担う学生たちを支援し、彼らの挑戦を後押しする重要な取り組みです。ミスミは今後もこのプログラムを通じて、ものづくりの未来を切り開く若者たちを積極的にサポートしていくことでしょう。