DNPがWOVN.ioを導入し、グローバルサイトを4言語化
DNP(大日本印刷株式会社)は、Wovn Technologiesが提供するWebサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を導入し、グローバルサイトを4言語に対応させたことを発表しました。この取り組みは、日本の技術や商材を海外の多様なステークホルダーに届けるための重要なステップとなります。特にアジア圏における商品展開が進む中、現地語での情報発信が求められていました。
1. 海外向け情報発信の重要性
DNPは、全世界のステークホルダーに日本の技術を伝えるためにグローバルサイトを運営しています。これまでは主に英語での情報発信に限られていましたが、特にアジア圏においては現地語への対応が強く望まれていました。この背景には、海外での認知度向上や売上拡大のニーズがあります。
2. WOVN.io導入の理由
DNPがWOVN.ioを選んだ理由は以下の3点です。
2-1. 海外SEO対策
WOVN.ioは多言語SEOに必要なタグ設定や独自のURL発行が容易に行えるため、検索エンジンへのインデックスが可能になります。これにより、現地語で情報を届けることができ、サイトへの流入数も増加します。
2-2. 自動翻訳機能の活用
DNPは従来、日本語の情報を翻訳会社に依頼して情報発信していましたが、この方法では運用に大きな負担がかかっていました。WOVN.ioの自動翻訳機能により、運用の負担を軽減し、情報を迅速に発信できるようになりました。
2-3. 高い翻訳品質の担保
WOVN.ioの提供する「ライブエディター機能」と「用語集機能」を活用し、翻訳の精度を向上させています。これにより、DNPの製品情報が海外のユーザーにも伝わりやすくなります。
3. 今後の展望
DNPのグローバルサイトは、英語を元に繁体字、簡体字、韓国語、ドイツ語の4言語に対応しています。DNPの担当者は「海外拠点やグループ会社も含め、使用できる共通プラットフォームとしてWOVN.ioを活用していきたい」と述べており、今後ますますの展開が期待されます。
4. WOVN.ioについて
WOVN.ioは、世界中のユーザーが母国語でデータにアクセスできることを目指し、多言語化に特化したソリューションを提供しています。現在、18,000サイト以上が導入しており、コスト削減や運用の負担軽減を実現しています。詳しくは、
WOVN.io公式サイトでご確認ください。
DNPによるWOVN.ioの導入は、多言語対応の一環として、企業の国際展開において欠かせない要素となるでしょう。これにより、より多くの人々にDNPの魅力が伝わることが期待されます。