デジタル予防接種アプリ
2025-03-26 10:51:01

宇都宮市とミラボが連携、デジタル予防接種アプリ開発へ

宇都宮市とミラボ、デジタル予防接種アプリの開発を開始



栃木県宇都宮市は、株式会社ミラボと「mila-e 予防接種」を活用した予防接種アプリの開発に関する連携協定を締結しました。この取り組みは、今後の予防接種における手続きのデジタル化を進めるための重要な一歩となります。

連携協定の背景



近年、予防接種については国が推進するマイナンバーを活用した情報連携が進められており、住民、医療機関、自治体間での情報の透明性と効率性向上が期待されています。宇都宮市は、これに合わせてより利用者に優しい予防接種手続きが行えるよう、ミラボのデジタルサービスを活用し、高齢者を含む全ての世代に対応するアプリの開発に取り組むことを決定しました。

アプリ開発の具体的な計画



本協定に基づく具体的な取り組みとして、まず乳幼児向けの予防接種アプリの実証実験が令和7年度内に行われる予定です。市内の一部の医療機関において、予防接種を受ける際の保護者にデジタル予診票を利用してもらい、その意見を基にアプリの改善を図ります。さらに令和10年度には高齢者向けの定期接種も視野に入れており、段階的に機能の拡張が進められる計画です。

本協定締結への期待



宇都宮市の佐藤栄一市長は、「デジタル共創未来都市ビジョン」を掲げ、地域全体のデジタル化を進める取り組みを強調しています。また、高齢者を含むすべての市民がデジタル化の恩恵を受けることが重要であり、誰もが使いやすい新しい予防接種サービスの提供を目指す姿勢を示しています。特に、普段スマホをあまり使わない方でも利用しやすい設計が求められており、アプリを通じて予防接種手続きのストレスを軽減することが目標です。

「mila-e 予防接種」サービスの概要



「mila-e(ミライー)予防接種」サービスは、予防接種に関する手続きをデジタル化し、保護者や医療機関の負担を軽減することを目的としています。スマートフォンやタブレットを用いて、必要な情報を入力して提出し、予防接種の履歴を確認したり、請求手続きを簡単に行うことができます。実証実験を経て、以前のワクチン接種記録システムからの技術を利用し、乳幼児期の予防接種において実際に効果を上げています。

導入している自治体の取り組み



すでに、他の自治体でも「mila-e 予防接種」の導入が進んでいて、栃木県の足利市や栃木市、岡山県の矢掛町、愛媛県の西条市などでの導入が例に挙げられます。これにより、各地域においても予防接種業務の効率化や市民の利便性向上が期待されています。

まとめ



株式会社ミラボは「未来を創造する」ことを理念に、全国400以上の自治体に対してDX支援を行っています。今回の宇都宮市との連携は、予防接種業務のより効果的なデジタル化の一環として位置付けられ、多くの市民がスムーズに予防接種を受けることができる仕組み作りが進められています。将来的には全世代に向けたサービスの充実が期待され、より安全で快適な健康管理が実現することを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社ミラボ
住所
東京都千代田区神田駿河台4-1-2ステラお茶の水ビル8階
電話番号
03-6821-8600

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