新ウェアラブル発表
2021-12-09 16:20:02
RealWearが新たなウェアラブル技術「Navigator™ 500」を発表し産業界を変える
RealWearが新たなアシステッド・リアリティ・ウェアラブル「Navigator™ 500」を発表
2021年12月8日、ワシントン州バンクーバーに拠点を置くRealWear, Inc.が、同社の最新技術である産業向けウェアラブルデバイス「RealWear Navigator™ 500」を発表しました。これにより、現場での働き方が大幅に進化することが期待されています。新型デバイスは、現場の作業者が安全かつ効率的に業務を行えるように設計されています。
業務効率と安全性の向上
RealWear Navigator™ 500は、モジュラー設計を採用しており、軽量でありながら堅牢な構造を持つこのデバイスは、作業者が両手を使って自由に作業をしながら、視界を確保したまま長時間装着できることが特長です。具体的には、アップグレード可能な48メガピクセルのカメラ、ホットスワップバッテリー、Wi-Fiや4G(5G対応予定)モデムを備えています。
特に、騒音環境下でも効果を発揮する独自技術による音声認識機能は、このデバイスが特に注目を集める理由の一つでしょう。200種類以上のパートナーアプリが用意されており、リモートコラボレーションやIoT、AIデータの可視化がスムーズに行えます。
新しい働き方の実現
COVID後の経済において企業は新たな働き方を求めています。「Navigator™ 500」は、特に自動車、製造、物流、食品・飲料、エネルギーなど幅広い業界での導入が期待されています。このデバイスを導入することで、1億人を超える作業者がリアルタイムで情報にアクセスでき、業務の効率を飛躍的に向上させることが可能になるのです。
RealWearのCEOアンドリュー・クロストフスキ氏は「リアリティファースト、デジタルセカンド」との理念のもと、新しい働き方を支援するためのデバイスであると強調しています。業務環境が安全になることで、作業者はより多くの時間と労力を生産的なタスクに向けられます。
技術的な革新とパートナーシップ
「Navigator™ 500」は、事前に多くのフィールドテストを経て数千人のユーザーの声を反映して開発されています。このデバイスは、特に作業現場、建設現場、製造施設の危険な環境において役立つように設計されています。そのため、業界リーダーであるRealWearは、技術的革新を通じてユーザー体験を向上させることに取り組んでいます。
RealWearは、Microsoft Teamsなどの業界標準なリモートコラボレーションツールとの統合を強化しています。これにより、現場の作業者が両手を自由に使いながら、遠隔地の専門家と素早く協力し、非常に複雑な問題も解決できるようになります。
まとめ
RealWearが発表した「Navigator™ 500」は、業務上の安全性を高め、同時に生産性を向上させることが期待できるデバイスです。この新しいアシステッド・リアリティ技術は、業界全体に変革をもたらすポテンシャルを秘めており、未来の働き方における大きな一歩となるでしょう。特に、厳しい作業環境で活躍する現場の作業者たちにとって、このデバイスは必需品となるかもしれません。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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RealWear Japan 合同会社
- 住所
- 東京都港区西新橋3-4-2
- 電話番号
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