代官山の新たな食体験！Mo:takeバルコニーがガーデン化

代官山の新しい空間、Mo:take STUDIOのバルコニーがガーデン化

新たにガーデン化されたMo:take STUDIO 代官山のバルコニーが、注目を集めています。この場所は、株式会社Yuinchuが手がけるもので、育てる、食べる、土にするという循環を体験できる実験的な空間へと生まれ変わりました。

都市型レンタルスペースの新しい形

Mo:take STUDIOは、フードプロデュースや開発の拠点としてだけでなく、料理教室や試食会などのイベントスペースとしても広く利用されています。しかし、ただのレンタルスペースに留まらず、都市生活の中で「食と環境のつながり」を実感できる場所にするための取り組みが始まったのです。

新たなガーデン化のプロジェクトでは、バルコニーに有機野菜やハーブを育てるためのプランターが設置され、日常的に出る生ごみを堆肥化して再利用する循環システムが導入されています。こうした工夫により、都市空間でも自然とのふれあいが可能になります。

食と環境のつながりを実感する

食べ物が育つ過程、運ばれ、調理されるプロセスには必然的に環境への影響が伴います。『Mo:take』ではこの重要な繋がりを、数字や情報だけでなく、実際に見て、感じ、触れることで体験できます。バルコニーで収穫した新鮮な野菜やハーブをその場で食べるという、特別な体験が待っています。

野菜の甘みやハーブの香りを実感できるのは、まさに採れたてならではの贅沢です。この新しい体験は、都会の中で四季を感じる機会をも提供してくれます。

農家との連携による循環の創出

このプロジェクトは、『FARM SPOT』という農業支援プロジェクトの協力によって実現されています。具体的には、ガーデン化のための設計、運営、育成のサポートを受けています。「小さな循環」の体験を通じて、自然とのつながりを感じられる場所の提供を目指しています。

環境への姿勢を示す新たな空間

Mo:take STUDIOのアップデートは、企業や施設が社会や環境への姿勢を示すための新しいモデルケースとも言えます。レンタルスペースやスタジオを運営する企業が、環境への配慮を取り入れ、利用者にとっても価値ある体験を提供するスペースへと進化することは、今後の社会にとって必要なことです。

今後の展望

Yuinchuは、環境や社会とのつながりを「体験」として届けたい企業や団体に向けて、複数の要素を掛け合わせた場づくりの企画・運営をサポートしています。自社の研究開発やブランドの発信、貸切スタジオの価値ある体験を生み出す場としての活用など、様々なニーズに応じた支援を行っています。

今後も「食を起点とした価値ある空間の提案」は続けていく方針です。Mo:take STUDIO 代官山を通じて、より多くの人々に自然との循環を感じてもらい、環境への意識を高めることを目指しています。