日本初のUSDC対応国際ブランドカード「Slash Card」が登場！

日本初！USDC対応の国際ブランドカード「Slash Card」が登場

2023年、シンガポールのSLASH VISION PTE. LTD.（以下「Slash」）をはじめとする3社が、日本初となるUSDC（USD Coin）を担保としたBNPL（Buy Now Pay Later）サービス「Slash Card」を発行するための提携を結びました。この新しいカードは、暗号資産の利用をより身近なものにし、消費者に新たな決済体験を提供することを目的としています。

背景

ブロックチェーン技術が急速に普及する中、特に日本ではステーブルコインの利用が増加しています。ステーブルコインは、法定通貨に対して安定した価値を持つよう設計されており、最近では法的にも電子決済手段として認知されています。このような状況から、暗号資産を活用する決済手段が求められていましたが、現状では法定通貨への換金が煩雑であるため、利用が進まないという課題がありました。

「Slash Card」のサービス概要

「Slash Card」は、USDCを担保とし、安全で利便性の高い後払い型決済手段を提供します。ユーザーは自身のアンホステッドウォレット（例：MetamaskやPhantomなど）を活用することで、オンラインショップでの買い物や実店舗での購入が可能となります。これにより、暗号資産と現実の購買行動との融合が実現します。

安全性への取り組み

「Slash Card」は、国際的なAML（アンチ・マネー・ローンダリング）対策を強化しており、日本の法規制を遵守し、不正行為を防ぐための対策も講じています。この取り組みによって、安心して利用できる環境を整備し、暗号資産市場の成長及び経済活動の健全化を図ります。

発行スケジュール

「Slash Card」は2025年の前半（6月末まで）を目指して発行準備を進めています。お客様の期待に応えるため、鋭意取り組んでいますが、状況によっては日程の変更が生じる可能性もあります。最新情報は随時お知らせしますので、フォローをお忘れなく。

提携企業の役割

このプロジェクトには、以下の3社が関与しています：

- オリコ：BINスポンサーとして国際ブランドとの対応を任されています。
- アイキタス：カードの発行者として顧客管理やシステム運営を担当しています。
- Slash：プログラムマネージャーとして「Slash Card」の開発・運営を担い、ブランドの提供を行います。

今後の展望

「Slash Card」の発行によって、日常の買い物におけるステーブルコインの活用が可能となり、さらに日本の暗号資産市場が拡大していくことが期待されます。提携企業はより良いサービス提供を目指し、引き続き市場環境の整備に努めていく所存です。新たな決済文化が、日本でどのように根付いていくのか、今後の動向が楽しみです。