日本酒は終わらない、革新の「NEO:SAKE」プロジェクト
明治34年に創業した老舗の山本酒造は、伝統を重んじながらも新しい価値を提供するプロジェクト「RE:SPECTACLES」を始動しました。このプロジェクトの第一弾として、名古屋・大阪・東京の大丸松坂屋百貨店で開催されるのが「NEO:SAKE」です。本イベントは、若者の日本酒離れという社会問題に一石を投じる内容で、アートと日本酒を見事に結びつけています。
プロジェクトの背景と目的
近年、日本酒の消費量は減少傾向にあり、1973年の177万klから現在では4分の1以下にまで落ち込んでいます。これに対抗するため、株式会社R11Rとウエニ貿易は「RE:SPECTACLES」プロジェクトを立ち上げました。「日本酒は終わらない」というスローガンのもと、アートを通じて新しい日本酒の楽しみ方を提供しています。
透明感あふれるデザインで新たな体験を
「NEO:SAKE」シリーズでは、従来の日本酒ボトルでは考えられないような、透明感のあるクリアカラーを採用しました。このデザインは、見た目にも涼しげで、若者にも受け入れやすいものとなっています。アートワークはSNSで人気のある6人のクリエイターによって作成され、ユニークなパッケージが演出されています。
外に出た後はインテリアとしても楽しめるこのボトルは、飲み終えた後も別の形で活用できるデザインとなっています。さらに、篠崎恵美によるアートビジュアルには、フラワーベースやハーバリウムとして再利用できるアイデアが盛り込まれています。
多彩な商品ラインナップ
「NEO:SAKE」シリーズには、ミニボトル(210ml)から一升瓶まで、様々なサイズが揃っています。ミニサイズは手に取りやすく、価格もお手頃。中身には、山本酒造店の酒粕を使用したジンが入っており、オリジナルのデザインを楽しみながら、リフレッシュした飲み方を提案します。
各サイズの商品詳細
- 価格: ¥4,400(税込)
- 中身: 酒粕を利用したジン
- 価格: ¥7,700(税込)
- ラベルデザインが映える、家族や友人との特別な日にぴったりのサイズ。
- 価格: ¥77,000(税込)
- 世界に一つだけのオリジナルアートボトル。
さらにポップアップショップでは、独自のアートグッズやアパレルも展開され、来場者を魅了します。例えば、オリジナルのアパレルは「RE:SPECTACLES」らしいミニマルデザインで提供され、日常使いにも適しています。
開催概要
このプロジェクトは、2024年8月21日から始まり、名古屋、大阪、東京の各店舗で展開されます。詳細なスケジュールは以下の通りです。
- - 松坂屋名古屋店: 2024年8月21日(水)〜8月27日(火)
- - 大丸梅田店: 2024年9月4日(水)〜9月10日(火)
- - 大丸東京店: 2024年9月17日(火)〜2024年10月1日(火)
参加クリエイター
「NEO:SAKE」のアートワークには、人気クリエイターたちが参加しています。例えば、イラストレーターのKouやアニメーターのすしお、ファッションアーティストのtamimoonなど、才能あふれるクリエイターたちが新たな視点から日本酒の楽しみ方を提供します。
「NEO:SAKE」プロジェクトは、日本酒の可能性を広げる新しい試みとして、多くの人々に愛され、今後の日本酒文化の発展にも寄与することでしょう。このイベントを通じて、新たな日本酒の楽しみ方とその魅力を体感してください。