宇宙データとAIの力で防災を強化
株式会社スペースデータが2026年に国連宇宙部(UNOOSA)および三菱電機と共に、宇宙データとAIを活用した防災に関する国際連携についての会合を開催しました。出席者には国連宇宙部のアーティ・ホラ=マイニ部長や、スペースデータ、三菱電機の関係者が名を連ね、自然災害対策の高度化に向けた取り組まれた重要な議論が展開されました。
近年、地球規模での気候変動や自然災害の頻発により、災害リスクの可視化と早急な対応の重要性は増しています。特に、衛星データとAIを組み合わせることで、地球環境のデジタルツインを構築し、災害リスクをより精密に把握することが可能となります。会合では、この「地球デジタルツイン」技術の国内外での活用方法について意見交換が行われました。
会合の背景
スペースデータはこれまで、国連宇宙部と協力し、災害リスクの三次元可視化に注力してきました。実例として、トンガやガーナ、トリニダード・トバゴなどで洪水や海面上昇に関するデータを活用した取り組みが行われています。これにより、各国が抱える防災課題に対して的確な解決策を提案し、防災対策の向上に貢献してきました。
また、2025年6月には国連宇宙部と英連邦と共同で、防災分野における宇宙技術の国際協力に関する共同宣言を発表し、同社は技術パートナーとして参加しています。これらの実績から、2026年には内閣府主催の「第7回宇宙開発利用大賞」で外務大臣賞を受賞し、国際的な防災支援としての評価を得ました。
出席者
本会合には国連宇宙部、三菱電機、スペースデータなど、関連する専門家が多数参加しました。以下はその一部です:
- アーティ・ホラ=マイニ(部長)
- 笹村 舞実(専門官)
- 高見 純平(専門官)
- 小山 浩(主席技監)
- 栗原 康平(課長代理)
- 薮下 成仁(執行役員)
- 高田 敦(執行役員)
この会合では、三菱電機による「衛星AIオーケストレーション」のプレゼンテーションも実施され、参加者はその内容に注目しました。
今後の展望
今後、スペースデータは国連宇宙部や三菱電機と連携しながら、より多くの国や地域に向けて宇宙データやAIの技術を駆使した防災支援を進めていきます。また、防災機関との連携を深め、災害リスクを見える化し、意思決定を支援する技術導入を模索します。さらに、宇宙データを活用した防災ソリューションの国際標準化や、技術アドバイザリーミッションへの参加、各国のニーズ調査にも積極的に取り組む考えです。
スペースデータは、新しい国際協力モデルの構築に挑戦しつつ、日本の宇宙データ技術をグローバルに展開することで、世界各地での災害対応や強靭性の向上に寄与していく所存です。
株式会社スペースデータについて
「宇宙を誰もが活用できる社会を創る」を理念に、スペースデータは宇宙とデジタル技術の融合による新たな産業創造を目指すスタートアップ企業です。デジタルツイン技術を駆使し、災害対策や都市開発、安全保障など幅広い分野にデジタルプラットフォームを提供します。公式ウェブサイトでは最新のニュースや取り組みが紹介されているので、ぜひ訪れてみてください。
詳しくは、
公式サイトをご覧ください。