東京都八王子市、EV急速充電器設置でエコ社会を目指す
2024年11月19日、電気自動車(EV)向け充電サービスを展開するテラチャージ株式会社は、東京都八王子市と「八王子市電気自動車充電設備整備事業に係る協定」を締結しました。これにより、市内の公共施設14ヶ所に急速充電器を設置し、ゼロカーボンシティの実現に向けた新たな一歩を踏み出します。
背景にあるカーボンニュートラルの取り組み
2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、EVの普及とそのための充電インフラの整備が急務となっています。経済産業省は2030年までに全国で30万口のEV充電器設置を目指しており、現在の設置数4万口から大幅な増加を見込んでいます。
八王子市は2022年2月にゼロカーボンシティの宣言を行い、「八王子市地球温暖化対策地域推進計画」を策定して、環境負荷の低減を図っています。再生可能エネルギーを導入することにより、市内の電気自動車利用を促進し、エコドライブの普及も進めています。
テラチャージの特長と利点
テラチャージは、自治体や公共施設側にとって初期投資や維持・運用コストがゼロとなるEV充電サービスの提供を行っており、特に日本製の部品を使用しているため、故障リスクが少ないのが特徴です。また、充電器には課金決済と管理機能が付随しており、24時間365日対応のコールセンターも完備しています。
この安心感はEVユーザーにとって大きな魅力であり、地元自治体とのコラボレーションにより、八王子市のゼロカーボンシティ宣言を支える重要な役割を果たします。
具体的な設置予定地点
本協定にもとづいて、八王子市内の下記の14ヶ所にEV充電器が設置される予定です:
- - 市役所本庁舎
- - 富士森体育館
- - 甲の原体育館
- - 上柚木公園
- - 長池公園
- - 戸吹スポーツ公園
- - 東浅川交通公園
- - 絹の道資料館
- - 川口やまゆり館
- - 由木中央市民センター
- - 横山南市民センター
- - 元八王子市民センター
- - 恩方市民センター
- - 石川市民センター
八王子市役所の外観と急速充電器の設置イメージも紹介されており、市民にとっても非常に便利な環境が整うことが期待されています。
「テラチャージ」の利便性
テラチャージは、モバイルアプリを通じて簡単に利用できるEV充電サービスです。ユーザーは無料アプリからわずか3分で利用登録を行い、充電スポットの検索や充電料金の決済が可能です。さらに、365日24時間対応のコールセンターも設置されており、安心して利用できるエコシステムを提供しています。
アプリは、以下のリンクからダウンロード可能です:
テラチャージ株式会社について
テラチャージ株式会社は、「すべての人とEVにエネルギーを」をミッションに、全国的にEV充電インフラを整備しています。東京都港区芝浦に本社を置き、代表取締役社長の徳重徹氏が指揮を執ります。設立は2010年4月で、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動を強化していく予定です。
詳細は、
テラチャージ公式サイトをご覧ください。
EV充電インフラに関する問い合わせは、メールや公式ウェブサイトの問い合わせフォームから受け付けています。