Windows 10から11へのスムーズなデータ移行
2025年10月にWindows 10のサポートが終了するため、現在多くの企業でWindows 11への移行が急務となっています。この際、業務上の大きな課題となるのが「データの移行」です。特に、情報システム部門の責任者や一般社員にとって、データ移行は頻繁に直面する悩みの一つです。
データ移行の煩雑さ
社内で使用しているPCを新しくする際には、社員それぞれのデータを新しいPCへ移行する必要がありますが、特に慣れていない社員にとっては難しい作業です。不安を感じたり、どのデータを移すのか悩んだりすることがよくあります。また、リースPCを利用している場合は、返却期限に追われ、時間が不足しているという状況にも心当たりがあるかもしれません。こうした課題を解消するために、株式会社アイ・オー・データ機器は、データ移行アプリ「Sync Connect⁺ データ移行マネージャー」を内蔵したポータブルSSD・HDDの新製品を発表しました。
新製品の特徴
シンプルで直感的なアプリ
「Sync Connect⁺ データ移行マネージャー」は、ユーザーが簡単に操作できるよう、デザインや操作性を徹底的に見直しています。ユーザーがアプリをインストールする手間を軽減するために、事前にインストールされたSSD・HDDを準備しました。また、PCに接続するだけで自動的にアプリが起動し、マニュアルを見ずとも直感的に操作できるよう設計されています。
強固なセキュリティ機能
データ移行では情報漏えいが懸念されますが、本製品にはセキュリティ機能も充実しています。パスワードロックを解除することで、さらに安全にデータを守ることができます。また、PCと接続されている時以外に本商品がロックされる『あんしんオートロック機能』も搭載されており、万が一PCがランサムウェアに感染しても、データの安全性が保たれます。
データ移行の流れ
本製品を使用してデータ移行を行うと、従来使用していたPCのデータを丸ごとバックアップすることが可能です。個別にデータを選ぶ手間が省け、バックアップ漏れのリスクも軽減されます。このため、移行にかかる時間も大幅に短縮され、業務への影響を最小限に抑えることができます。
価格と出荷予定
- SSPD-SUTC500/S(500GB): ¥24,310
- SSPD-SUTC1/S(1TB): ¥37,840
- SSPD-SUTC2/S(2TB): ¥63,690
- SSPD-SUTC4/S(4TB、受注生産): オープン価格
- SSPD-SUTC8/S(8TB、受注生産): オープン価格
- HDPD-SUTC1/S(1TB): ¥19,360
- HDPD-SUTC2/S(2TB): ¥29,260
- HDPD-SUTC4/S(4TB): ¥39,050
これらの製品は2024年9月下旬に出荷予定で、無償提供が開始される「Sync Connect⁺ データ移行マネージャー」を利用することで、これまで以上に簡単にデータ移行を行うことが可能です。
まとめ
PCのリプレイスやデータ移行が不安な企業や個人にとって、アイ・オー・データの新製品は大きな助けとなることでしょう。データ移行の際には、このポータブルSSD・HDDが手元にあれば、他の業務に影響を与えることなくスムーズに対応できることでしょう。新しいアプリで、安心してデータ移行を行ってみてはいかがでしょうか。