怪談アニメ化企画
2025-09-06 18:20:46

小泉八雲の怪談をAIでアニメ化!TSKとDLEが新タッグを結成

小泉八雲の怪談をAI技術で新しく映像化!



島根県松江市に本社を置く山陰中央テレビジョン放送株式会社(TSK)と、東京都の株式会社ディー・エル・イー(DLE)がタッグを組み、魅力的なショートアニメシリーズを制作することが発表されました。番組タイトルは「小泉八雲のKWAIDAN(怪談)の世界」。このシリーズでは、明治時代の文豪、小泉八雲によって描かれた日本の怪談が、現代のAI技術を使って新たに生まれ変わります。

小泉八雲とその作品



小泉八雲、本名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、アイルランド系の父とギリシャ系の母を持ち、明治に日本に来て怪談などの作品を残しました。彼の作品は、日本の怪異や奇譚を深く理解させてくれます。特に、彼の故郷とも言える島根県松江市には深い愛着があり、ここでの生活を通じて日本文化に強く影響を受けました。

今回のアニメでは、彼の著作から厳選された13話の怪談が約3分のショートエピソードとしてリメイクされます。第1話には「耳なし芳一」が予定されており、他にも「飴を買う女」や「松江城の怪異」など、地元における怪談が次々と放送される予定です。

AI技術を駆使した高クオリティな制作



DLEは、AIを駆使した新スタジオ「OBETA AI STUDIO」を設立したばかりです。このスタジオでは、従来の手作業でのコンテンツ制作にAIを取り入れることで、大量の高品質なコンテンツをスピーディに制作することが可能になったとのことです。DLEの社長である小野亮氏は、島根に住んでいた経験があり、その縁からこの共同プロジェクトがスタートしました。

アニメは、AIを活用した「アニメルック版」と、リアルな表現を持つ「実写ルック版」という二つのスタイルで制作されます。視覚的に異なる両バージョンにより、日本のアニメーションの美学とAI技術のコラボレーションを楽しめます。

監督には、人気作品「秘密結社 鷹の爪」で知られるFROGMANが担当し、アニメルック版のデザインは松江出身の漫画家・いずみせらが手がけています。さらに、実力派の声優陣が参加し、茶風林(『名探偵コナン』)や伊藤美紀(『ドラゴンボールZ』)などが声を当てます。

地域振興と八雲への注目



秋からはNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が放送されることで、小泉八雲とその妻セツが再注目されており、松江市もこれにあたる舞台として盛り上がっています。TSKはその地元の盛り上がりに貢献するだけでなく、小泉八雲の作品に触れる機会を提供することを目指しています。また、AIによる映像の新しい「怖さ」と「美しさ」が視聴者の目を引くこと間違いなしです。

放送予定



この新しいショートアニメは、TSKさんいん中央テレビで放送される予定です。アニメルック版は2025年10月2日から毎週木曜日の20:54~21:00、実写ルック版は10月3日から毎週金曜日の24:45~24:50に放送されます。ぜひお楽しみに!


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会社情報

会社名
山陰中央テレビジョン放送株式会社
住所
島根県松江市向島町140-1
電話番号
0852-20-8888

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