相鉄新横浜線に新たな試み、字幕表示システム導入
相鉄新横浜線の新横浜駅に、画期的な「字幕表示システム」が導入されることが決定しました。このシステムは2024年10月25日から運用開始され、訪日外国人や聴覚障害者など、さまざまなお客様のニーズに応えることを目的としています。設置場所は南改札の有人窓口(相鉄側)で、初電から終電までの間、利用可能です。
言葉の壁を越える
この字幕表示システムは、英語、中国語、韓国語を含む7種類の言語に対応しており、さらに管理者モードを介して日本語以外の133種類の外国語にも切り替えることができます。このように、多言語に対応したシステムを持つことは、訪日外国人の利用が多い新横浜駅にとって重要な一歩です。 駅係員とお客様との会話を自動翻訳し、リアルタイムにスクリーンに表示することで、簡単に情報交換ができるようになります。
聴覚障害者への配慮
さらに、このシステムは聴覚障害者の方々にとっても非常に便利です。「聞こえない、聞こえづらい」という問題を解消し、ストレスのないコミュニケーションを実現します。例えば、駅員と聴覚障害者の方がスクリーンを介して会話を交わすことで、顔を見て言葉を交わすことができるのです。
安心して利用できる駅づくり
相模鉄道と京セラドキュメントソリューションズジャパンは、コミュニケーションが円滑に行える駅づくりを進めています。多様化するニーズに応じて、利用者全てが安心して駅を利用できる環境の整備は重要です。
今後も、こうした取り組みを通じて、言葉の壁を越えたコミュニケーションサービスが提供され、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて努力していくと計画しています。
利用イメージと問い合わせ先
実際の利用に関する詳細は相鉄お客様センター(電話045-319-2111)にお問い合わせください。平日は午前9時から午後7時まで、土・休日は午前9時から午後5時まで対応しています。
このような新しいサービスの導入により、相鉄新横浜線の利用者がより快適に、そして安心して移動できるようになることが期待されます。多国籍な利用者層を抱える駅として、この取り組みは非常に意味深いものです。相鉄グループの今後の展開にも注目が集まります。