CO2削減技術「PLASMA-X」
2022-11-07 10:30:01
CO2削減の革新技術!低温プラズマ技術で二酸化炭素を分解・吸着する「PLASMA-X」がCOP27に出展
低温プラズマ技術でCO2削減!「PLASMA-X」がCOP27で注目を集める
地球規模で深刻化する気候変動問題への対策として、二酸化炭素(CO2)削減は喫緊の課題となっています。その中で、株式会社カーボントレードが開発したCO2吸収・吸着・分解機器「PLASMA-X」が、エジプト・シャルムエルシェイクで開催されたCOP27で注目を集めました。
PLASMA-Xは、低温プラズマ技術を用いて、CO2を効率的に分解・吸着する革新的な装置です。従来のCO2処理方法では、高温・高圧環境が必要であったり、処理に多大なエネルギーを必要とするなどの課題がありました。しかし、PLASMA-Xは、低温プラズマ技術を活用することで、少ないエネルギーでCO2を分解・吸着することが可能です。
低温プラズマ技術とは?
低温プラズマ技術は、気体に電界や磁界を印加することで、電子を励起状態にすることで、電子が高エネルギー状態になる技術です。この高エネルギー状態の電子がCO2分子に作用し、従来の熱化学反応理論では考えられないほど低エネルギーでCO2の分解・分離吸着を実現しています。
PLASMA-Xの特長
PLASMA-Xは、以下の特徴を備えています。
低エネルギーでのCO2分解・吸着:従来技術に比べて少ないエネルギーでCO2を処理することができます。
小型化が可能:従来のCO2処理装置に比べて大幅な小型化を実現しました。
CO2吸収量の計測・モニタリング機能:処理したCO2量を定量化・可視化することができます。
プラントへの応用:発電所や工場などの排気設備に組み込むことで、排気ガス中のCO2削減に貢献できます。
PLASMA-Xの活用例
PLASMA-Xは、オフィスやイベント会場などのインドア空間、プラントなど様々な場所でのCO2削減に貢献すると期待されています。
オフィスやイベント会場などインドア空間:空調設備の稼働によるCO2排出量削減に貢献します。
プラント:発電所や工場などの排気設備に組み込むことで、排気ガス中のCO2を削減します。
今後の展望
株式会社カーボントレードは、PLASMA-Xの開発・普及を通じて、地球温暖化対策に貢献していきます。また、PLASMA-Xで吸収・分解吸着したCO2量をカーボン・クレジット化し、カーボンマーケットで利用できる環境価値の創出・提供も目指しています。
まとめ
PLASMA-Xは、低温プラズマ技術を用いた革新的なCO2削減技術です。小型で低エネルギーなCO2処理を実現し、オフィスやプラントなど様々な場所でのCO2排出削減に貢献するポテンシャルを秘めています。今後、PLASMA-Xのさらなる発展と普及によって、カーボンニュートラル実現への貢献が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カーボントレード
- 住所
- 港区赤坂3-21-20赤坂ロングビーチビル4F
- 電話番号
-
03-5797-7768