デルタ航空が100周年を機に提供するシャンパン「テタンジェ」
デルタ航空が、今年3月2日に創立100周年を迎えたことを祝し、国際線のビジネスクラス「デルタ・ワン」にて高級シャンパン「テタンジェ」の提供を開始しました。この提携は、ムードを一層盛り上げ、機内サービスに新たなエレガンスを加えるとして注目されています。
テタンジェとは?
フランスのシャンパーニュ地方に位置するメゾン・テタンジェは、歴史とクラフトマンシップに裏打ちされたラグジュアリーブランドとして有名です。同社が持つ高い品質基準と独自のスタイルは、デルタ航空の機内サービスにぴったりの選択肢となります。
デルタ航空の機内サービス担当副社長、クリスティン・マニオン・テイラー氏は、「すべてのシャンパンが同じではありません」と語り、テタンジェの持つ特異な魅力について強調しました。「デルタ・ワン」のお客様にとって、洗練されたひとときを提供できることが何よりの喜びだと述べています。
テタンジェ・ブリュット・ラ・フランセーズの特徴
提供される「テタンジェ・ブリュット・ラ・フランセーズ」は、デリケートでバランスが取れたスタイルが特徴です。淡い黄金色のシャンパンは、きめ細かく持続性のある泡立ちが特徴で、桃やホワイトフラワー、バニラビーンズ、ブリオッシュのアロマが絶妙に調和しています。さらに、新鮮な果実と蜂蜜の豊かな味わいが体験でき、まさに優雅なフライトを演出します。
シャンパーニュ・テタンジェの社長、ヴィタリー・テタンジェ氏は「私たちは、職人技とエレガンスを愛する人々にシャンパンをお届けすることに誇りを持っています。この節目の年に、デルタ航空と共に私たちの伝統を旅行者に伝えられることが嬉しい」と語られています。
機内でのシャンパン体験
テタンジェは、デルタ・ワンのビジネスクラスで、食事前に新鮮なシャンパンとしてカートに搭載されています。他の飲料と同様に、フライト中いつでもご注文可能です。この新しいメニューの導入により、デルタ航空の「ワイン・プログラム」もさらに充実していきます。
アンドレア・ロビンソン、デルタ航空のマスター・ソムリエ兼コンサルタントもその重要性を強調し、業界をリードするプログラムであることを誇っています。「私たちのワイン・プログラムは、選択肢の幅の広さと特別な体験へのこだわりで他の追随を許しません」と話しています。
新たなトレーニングプログラム
さらに、デルタ航空では、大洋横断便の客室乗務員を対象とした「スカイ・ソムリエ・プログラム」を拡充する計画です。これにより、スタッフの知識が深まり、より高いサービスが提供されることでしょう。
これらの取り組みは、デルタ航空がただの移動手段ではなく、旅行体験そのものを提供する航空会社であることを示しています。今回の高級シャンパン「テタンジェ」の導入は、その一環として、航空旅行の楽しさを一層引き立てること間違いありません。デルタ航空の100周年を祝し、洗練されたシャンパンでのひと時を楽しむ旅に出かけてみてはいかがでしょうか。