農業DX体験インターン
2024-09-02 12:30:59

AI技術を活用した農業DX体験インターンシップが北海道北斗市で開催

2024年9月、北海道北斗市にてデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)と株式会社AIハヤブサが共同で農業DX体験インターンシップを開催します。これにより、AI技術と農業の融合を目指し、地域の活性化を図ります。

インターンシップの背景


DITは北海道北斗市と連携協定を結んでおり、その取り組みの一環としてこのインターンシップを実施します。北斗市は日本有数のトマト生産地であり、年間収穫量は約3,080トン。今回のプログラムでは、AI技術を使ってトマト栽培を効率化する方法を模索します。

なぜトマト農園を選んだか


トマトは北海道において重要な農作物であり、その生産性を高めることは地域貢献にも繋がります。インターンシップでは、AIを使用したデータ収集や収穫判定の実証実験を通じて、トマト生産の現場における課題解決のためのアイデアを学生たちと共に考えます。AI画像解析技術を導入することで、農家が現場に足を運ばずとも収穫可否の判断ができるようになることが期待されています。

DITとAIハヤブサの技術が生かされる


DITはローコード開発とRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)技術を活用し、農業における作業効率化を図ります。AIハヤブサは、農作物の生育状況を画像解析する技術を持っており、収穫の時期や病害虫の早期発見を可能にします。これらの協力により、農業分野のデジタルトランスフォーメーションを促進し、生産性と品質の向上が見込まれます。

インターンシップの詳細


このインターンシップは2024年9月2日から13日までの期間に実施され、北海道の公立はこだて未来大学、函館工業高等専門学校、室蘭工業大学の学生が参加します。具体的なカリキュラムとしては、RPAを用いた気象情報の収集システム開発、およびAI画像解析によるトマトの収穫判定システム開発が予定されています。特に注目すべきは、9月12日にトマト農園で行う実証実験です。このイベントでは、地域農家との交流も含まれ、多様な技術に触れる機会が提供されます。

地域貢献と次のステップ


このインターンシップは学生たちがAI技術を身近な農業のフィールドで学ぶ貴重な機会を提供します。それにより、地域に対する愛着が深まり、農業とITの間に新たなシナジーを生むことが期待されます。DITとAIハヤブサは、今後も地域との連携を強化し、AIを活用した新たな挑戦を続けていく所存です。


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会社情報

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デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
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