母校の映像化プロジェクト
2020-03-16 12:01:56

母校の思い出を映像で残す、留年OBの挑戦と卓越した映像技術

母校の思い出を映像で残す、留年OBの挑戦



東京都港区に位置する明治学院高等学校の旧校舎が、2020年3月に老朽化により取り壊されることが決定しました。この報せに、多くの卒業生たちは悲しみを感じています。母校は、学生時代の思い出が詰まった特別な場所であり、その存在が消えてしまうことには抵抗感が募ります。

そのような中、一人のOBが母校の思い出を映像として残すプロジェクトを発表しました。その名も「校舎取り壊し決定!明治学院の校舎映像を残そう!」。プロジェクトの発起人は、YourColor株式会社の代表である松本理央氏。彼は母校で留年を経験した過去があり、そこでの辛い経験が今の自分を支えている場所だと語ります。

映像技術を用いた想い出の記録



明治学院高等学校の旧校舎は、学生たちが青春を過ごした教壇、廊下、食堂、図書館といった多くの思い出が詰まっています。松本氏はこの場所を無くしてしまう前に、映像として記録し、共有することを決心しました。彼は、自らの映像制作技術を活かして、質の高い作品を制作することを目指します。

ドローンや360°映像技術を駆使し、美しい景観とその空気感を伝える映像を作り上げるため、大手旅行会社との実績のある制作会社としてのプライドをもって取り組んでいます。これにより、ただの記録に留まらず、視覚的インパクトのある作品が生まれることになるのです。

クラウドファンディングで思い出を共有



無償で自らの技術を投じる松本氏ですが、彼は一人でこのプロジェクトを完成させることの意義について考えています。そこで彼が選んだのがクラウドファンディングです。この手法を使うことで、出資者の支援を募り、プロジェクトを実現する力を得ることができます。

今回の取り組みでは、All-in方式という寄付額に応じたリターンが発生する仕組みを採用。多くの人が容易に参加しやすく、同じ想いを持った人々と一緒にプロジェクトを進めることを目指します。

プロジェクトが始まってから、瞬く間に賛同者が集まり、すでにパトロンは50人を超えています。寄付額も次第に増加しており、目標額の60%を達成。彼らの熱い思いが映像に形作られようとしています。

松本氏のビジョンと未来の展望



今回のプロジェクトは、個々の想いを映像として残す試みであると同時に、経済的な側面も兼ね備えています。松本氏は、このモデルケースを通じて、今後もクラウドファンディングを利用した思い出の映像制作を行い、より多くの人と価値を共有していきたいと考えています。

YourColor株式会社は、今後もこのようなプロジェクトを展開し、資金調達の方法を広めることで、人々がより意欲的に思い出を残す手助けをしていくことでしょう。興味のある方はぜひプロジェクトに参加し、思い出を共に振り返りましょう。

参考リンク



これからも、松本氏とYourColor株式会社の挑戦から目が離せません。

会社情報

会社名
YourColor株式会社
住所
神奈川県川崎市宮前区宮前平2-15-16 アールヴェール201
電話番号
080-1159-9077

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