自治体の給付金情報が一目でわかるページが刷新!
家計簿サービス「Zaim」を運営するくふうカンパニーグループは、全国の自治体ごとの給付金や補助金に関する情報を網羅したWebサイト「わたしの給付金」をリニューアルしました。このサイトは、2024年12月に行った調査によると、約9割の人々が自治体の給付金情報を知りたいと回答しましたが、多くの人が「情報がわかりづらい」といった課題に直面しています。このようなニーズの高まりを受けて、情報の更新やサイトデザインの改善を行いました。
調査結果から見る人々の関心
給付金や補助金に関する調査では、全国の生活サービス利用者2,285名を対象に行なわれました。この中で、居住する自治体の給付金について「まったく知らない」と答えた方が約23.5%、及び「あまり知らない」が52.8%でした。この結果から、多くの人が自身が受けることができる支援について知らないことが明らかになりました。
さらに、調査では「とても知りたい」と回答した人が62.3%、「やや知りたい」が30.4%ということも分かりました。これは2015年の調査に比べて関心が高まっていることを示しており、物価の上昇や家計の負担感が影響していると考えられます。
情報収集の課題
給付金や補助金に関する情報は求められているものの、実際に調査を行ったことがある人は全体の4割にも満たないという結果が出ました。情報収集を行っている方の中でも「情報がわかりづらい」「自分が受給対象か判断しづらい」という声が多く寄せられ、情報収集に対する障壁が存在していることが確認されました。
- - 情報がわかりづらいと感じた: 65.5%
- - 自分が対象か判断しづらい: 62.3%
- - 必要な情報が見つからなかった: 30.4%
このような状態では、必要な支援を受けられない可能性があるため大きな問題です。
「わたしの給付金」サイトのリニューアル
そんな中、くふうカンパニーは「わたしの給付金」サイトをリニューアルしました。このサイトは、居住地域や家族構成に応じて自分が受給できる可能性がある補助金や給付金を簡単に確認できるようになっています。また、家計簿の記録を基にした最適な情報の提供を目指しており、利用者は手間をかけずに支援情報を探し出すことができます。
サイトにアクセスすると、居住地を入力するだけで、自分が受け取れる可能性のある給付金や控除が表示されます。ただし、こうした機能は「Zaim」のプレミアム会員登録を必要とするため、無料で利用できる部分もありますが、一部は有料となっています。
結論
Zaimによるこのリニューアルは、家計管理だけでなく、新たな支出をカバーするための情報収集の便を向上させるものです。特に、物価が高騰する現在、こうした情報が手に入れやすくなることは、経済的支援を求める多くの家庭にとって非常に重要です。「わたしの給付金」を通じて、適切な支援を受けられる機会を増やしていきましょう。
会社情報
家計簿サービス「Zaim」は、1,100万ダウンロードを超え、スマートフォンで手軽に家計を管理できるアプリとして広く利用されています。今後も利用者の声を反映させながら、より使いやすいサービス提供に努めていくことでしょう。