津南醸造の金賞受賞酒「つなん白」が注目の的に
新潟県津南町に本社を構える津南醸造株式会社は、2025年7月12日に池袋・サンシャインシティで開催された「令和6酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会」において、金賞を受賞した「つなん白」を出品しました。このイベントは、日本酒造組合中央会が主催する重要な試飲会で、全国の酒蔵から選りすぐりの酒が集まる特別な場です。
参加者の反響と多彩な来場層
今年の公開きき酒会には、幅広い層の人々が訪れました。日本酒のファン、大学生、訪日外国人など、多彩なバックグラウンドを持つ来場者が集まり、合計1,221名が参加しました。特に今年は「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録された年でもあり、チケットはすぐに完売するほどの注目を浴びていました。
津南醸造が披露した「つなん白」は、全国において山田錦を使用した酒が多い中、地元新潟を代表する酒米である「五百万石」を用いて醸造された、唯一の金賞受賞酒です。このポイントは多くの来場者からの注目を集めました。
地元との協力と感謝の気持ち
「つなん白」の金賞受賞は、蔵元の滝沢杜氏や蔵人の努力だけでなく、しっかりとした管理のもとで育ててくださった地元の農家の方々のおかげでもあります。津南醸造としても、この貴重な受賞がもたらす価値を改めて実感し、地元農家とのさらなる連携を強化していく決意を固めました。
新たな出発点としてのフィードバック
現地では、他県からの日本酒ファンや業界関係者らとのコミュニケーションを通じて、きき酒を行い率直な感想を受け取りました。これにより、今後の酒造りに関する貴重なフィードバックを得ることができ、津南ならではの個性をより磨き上げていく決意を新たにしました。
日本酒文化の魅力を多角的に体験する場
公開きき酒会では、試飲だけでなく「はじめてのきき酒コーナー」や伝統的酒造りに関するセミナー、パネル展示が行われ、参加者が日本酒文化を多角的に学ぶ機会が提供されました。特に若い世代や海外来場者にも、日本酒の魅力が伝わり、伝統的な製造方法の理解が進んでいることが感じられました。
農業と酒造りの未来に向けた挑戦
津南醸造は、今後も全国の個性豊かな酒蔵との交流を深めながら、地域と共に歩む酒造りを続けていきます。これからの日本酒業界でのさらなる成長と発展を目指し、全国の皆様に愛される日本酒を提供し続けることを約束します。津南醸造の今後の挑戦に、ぜひご注目ください。
お問い合わせ先
津南醸造株式会社
公式サイト:
https://tsunan-sake.com/