職人の技と親子の絆を繋ぐ!豊岡鞄ブランド「羽倉」のランドセル手当制度
兵庫県豊岡市に拠点を置く株式会社羽倉は、創業以来、伝統的な技法を受け継ぎながら、一つひとつ丁寧に手作りされたランドセルを世に送り出している老舗ブランドです。この度、同社は従業員の子供を対象とした画期的な福利厚生制度「羽倉の子どもランドセル手当」を開始しました。この制度は、職人の技術向上と、豊岡鞄の未来を担う重要な取り組みとして注目を集めています。
「羽倉の子どもランドセル手当」とは?
「羽倉の子どもランドセル手当」は、小学校入学を控えた子供を持つ社員、準社員、パート社員を対象に、羽倉が製造するランドセルを支給する制度です。入学式前にランドセルを贈呈する予定で、工房に職人とその家族を招いて、ささやかな式典を行うことも検討されています。
職人の思いから生まれた制度
この制度の背景には、工房で働く職人たちの熱い思いがありました。子育て中の職人から「自分の子供のランドセルを作りたい」という声が上がり、技術習得に励む職人たちの姿がありました。一人前の職人としてランドセルの全工程をこなせるようになるには高度な技術が必要であり、長年の経験を持つベテラン職人でも容易ではありません。しかし、少しでも「自分が関わった部分がある」というランドセルは、親子の強い絆を育む大切な宝物となるでしょう。羽倉はこの制度を通じて、職人たちの技術力向上と、親子の絆を育むことを目指しています。
豊岡鞄の未来を担う取り組み
近年、豊岡鞄業界全体で職人の減少が課題となっています。千年以上の歴史を持つ豊岡鞄は、時代の変化に合わせて進化を遂げてきました。しかし、伝統技術の継承には、熟練職人の育成が不可欠です。羽倉では、未経験者にも指導を行うなど、積極的に人材育成に取り組んでいます。「羽倉の子どもランドセル手当」は、若い世代にものづくりへの関心を高め、豊岡鞄業界への参入を促進するきっかけとなることも期待されています。
2024年モデルの人気カラーはイエローとバイオレット
現在、羽倉では2024年モデルのランドセル(全28色、全8シリーズ)を販売中です。今年の注目カラーは、春のたんぽぽをイメージしたイエローと、梅雨明けのあじさいをイメージしたバイオレットです。これらのカラーは、豊岡の自然にインスパイアされたオリジナルカラー「はくらいろ」シリーズで、生活空間に自然と溶け込む色合いです。
ここ数年はコロナ禍の影響でオンラインでのランドセル購入が多かったですが、今年はショールームに足を運んで購入される方が増えています。ランドセル購入をご検討中の方、羽倉のランドセルづくりに興味のある方は、ぜひ豊岡のショールームに足を運んでみてください。
株式会社羽倉
住所:〒668-0021 兵庫県豊岡市泉町15-11(工房・ショールーム併設)
電話:0796-23-7615
ウェブサイト:https://hakura.jp/
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