新たな動画AI検索サービスの誕生
動画を活用した研修や教育が進む中、株式会社アイ・ピー・エルが新たにリリースした『クラストリーム AI リサーチ』が注目を集めています。この法人向けサービスは、膨大な動画資料の中から必要な情報を瞬時に検索可能にし、さらには学習効果を引き上げることを目的としています。
株式会社アイ・ピー・エルとは
株式会社アイ・ピー・エル(本社:神奈川県厚木市)は、動画配信サービスおよびコンピュータソフトウェアの開発を手掛ける企業です。代表取締役の吉川 実氏が指揮する同社は、革新的な技術を駆使し、法人向けに最適なソリューションを提供しています。
クラストリーム AI リサーチの特徴
この新サービスは、2025年7月8日から正式に導入されます。β版でのユーザーからのフィードバックを基に、検索精度や管理機能が大きく改善されており、従業員の学習時間を大幅に短縮することを実現しました。具体的には、従来1名あたり平均10時間だった研修時間を、導入後には2〜4時間に抑えることができます。実際の効果は導入環境や動画の内容によりますが、約60〜80%の時間短縮が期待されています。
機能一覧
サービスには以下の3つの新機能が追加されています:
1.
質問履歴の表示:ユーザーの過去の質問とAIの回答を自動で記録し、人材開発部門が研修計画の最適化に役立てます。
2.
検索範囲の絞り込み:動画を特定のカテゴリで絞り込むことで、関連性のない動画を排除。また、動画単体で目次を作成でき、専門職向け研修などに最適です。
3.
概要・目次の自動生成:AIが要約と章立てを自動的に生成し、知りたい情報へタイムスタンプジャンプが可能です。これにより新入社員が長尺のマニュアル動画から必要な情報だけを迅速に視聴できます。
企業導入の背景
最近、日本では人的資本の開示が求められ、多くの企業が研修のROI(投資対効果)の可視化に取り組んでいます。さらには人手不足が深刻化しており、新入社員の早期戦力化やベテランの知識の継承が急務です。こうした課題に対処するべく、クラストリーム AI リサーチは市場に登場しました。
料金プランについて
このサービスに関して、初期費用は0円で利用可能です。体験版は利用開始から一か月間の期間限定で提供しており、多様なプランもご用意しています。
導入企業の声
既に一部の放送関連企業ではクラストリーム AI リサーチが導入され、研修時間の大幅な短縮に成功したとの報告もあり、教育にかかるコストの削減が実現しています。今後は製造業や金融業など、豊富な動画アーカイブを持つ企業への広がりが期待されます。
今後の展望
さらに、クラストリーム AI リサーチでは次のような機能拡張が予定されています。まず、人的資本ダッシュボードの構築により、研修視聴ログや検索キーワードの自動集計を行い、企業が株主向けにデータを活用できる形での出力が可能となります。また、PDFやスライド資料の分析、チャット型のAIエージェントの実装も進めています。このように、企業の人的資本管理を更に強化し、全体の生産性向上を目指しています。
お問い合わせ
サービスに関する詳しい情報や導入に関するお問い合わせは、
株式会社アイ・ピー・エルまでどうぞ。電話は046-295-3971です。