エッジAIで生成AIの可能性解き放つ！IdeinがTokyo Innovation Baseと連携

エッジAIで生成AIの可能性解き放つ！IdeinとTokyo Innovation Baseが連携

東京都が運営するスタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base (TIB)」に、エッジAIプラットフォーム『Actcast』を提供するIdein株式会社がパートナーとして参画しました。

近年、生成AIへの投資は拡大していますが、クラウド型AIのプライバシーや電力消費といった課題も浮き彫りになっています。そこで注目されているのが、クラウド型AIを補完する「エッジAI」です。Ideinは、このエッジAI技術で課題解決に挑んでいます。

12月18日には、エッジAIに関するイベントを開催

IdeinはTIBパートナー参画後、早速第1弾イベントとして「エッジAIで引き出す生成AIの可能性〜体験型展示＆導入事例セッション」を12月18日(水)にTIBで開催します。このイベントは、エッジAIに関心のある企業やメディア関係者に向け、技術解説や最新事例を紹介するものです。

イベントは3部構成で、第1部はメディア関係者向け、第2部は企業関係者向けに勉強会と展示会を行います。展示会では、AIカメラを活用したデジタルサイネージの視認計測ソリューション、小売業向け店舗分析ソリューション、AIマイクを活用した接客ソリューションなど、様々な実用例が紹介される予定です。さらに、LLMを活用したPoC開発費ゼロを実現するソリューションや、エッジAIとLLMを組み合わせた新サービスも披露されます。第3部では、参加者同士が交流できるネットワーキングの時間が設けられています。

TIBパートナー参画の背景

Ideinは、「ソフトウェア化された世界を創る」というビジョンを掲げ、スタートアップと大企業の垣根を超えたエコシステムの構築を目指しています。2024年2月には、東京都の「ディープ・エコシステム」支援対象企業にも選定されており、東京都をはじめ、国内外の投資家から支援を受けています。今回のTIBパートナー参画は、得られた知見を社会に還元し、スタートアップエコシステムの活性化に貢献するためです。

IdeinとActcast

Ideinは、安価な汎用デバイス上でも高速な深層学習推論を実現する技術を持つスタートアップです。その技術を基に開発されたエッジAIプラットフォーム『Actcast』は、実用的なAI/IoTシステムの開発から導入、活用までを支援するサービスを提供しています。経済産業省 J-Startup選定、日本経済新聞社 NEXTユニコーン企業にも選ばれるなど、国内外で高い評価を得ています。

Tokyo Innovation Base (TIB)

TIBは、国内外のスタートアップや支援者が集まり、交流する拠点です。多様な人材が繋がり、革新的なアイデアや技術で社会を前進させる挑戦を支援する場となっています。Ideinの参画は、TIBのエコシステムをさらに強化し、日本のAI/IoT分野の発展に大きく貢献するでしょう。

イベント詳細

タイトル：エッジAIで引き出す生成AIの可能性～体験型展示＆導入事例セッション
参加費：無料
会場：Tokyo Innovation Base（東京都千代田区丸の内3-8-3）
日程：2024年12月18日（水）
* 詳細・申込：イベントページ（一般向け）をご確認ください。

このイベントは、エッジAI技術の未来と、その可能性を垣間見ることができる絶好の機会となるでしょう。