セキュアヴェイルの新たな挑戦:AI-SOC for Microsoft 365
株式会社セキュアヴェイルは、2023年12月1日より、Microsoft 365を対象とした新しいセキュリティ運用サービス『AI-SOC for Microsoft 365』の提供を開始します。これは、同社の豊富な経験と、グループ会社であるLogStareが開発したAI機能を活用した革新的なサービスです。
利用者が直面するクラウドセキュリティの課題
近年、労働環境の変化によりリモートワークが普及し、企業は業務アプリケーションをクラウドサービスに移行する流れが加速しています。特に、Microsoft 365は多くの企業にとって不可欠なツールとなっており、Teamsや最新のOfficeアプリケーションが活用されることで、生産性が向上しています。しかし、この便利さには注意が必要です。クラウドストレージの設定ミスやアクセス権の不備によって、機密情報に不要なユーザーがアクセスできてしまうリスクが存在しています。このような問題に頭を悩ませる運用担当者は少なくありません。
AI-SOCの特徴と利点
セキュアヴェイルが新たに提供する『AI-SOC for Microsoft 365』は、Microsoft 365の監査ログをAIが自動で分析し、セキュリティリスクが高い事象を素早く検知します。具体的には、アカウント乗っ取りの危険性や外部からの不正侵入、アクセス権の設定ミスによる情報流出の可能性などをリアルタイムで察知し、アラートを送信します。このサービスは以下の特徴を持っています。
- - 低料金で利用可能:月額わずか50円/ユーザーという手頃な価格で提供。
- - ヘルプデスクの支援:アラートに応じた迅速なサポートが受けられます。
- - 簡単なログ収集設定:ユーザーの手を煩わせず、クラウドからのログ収集が可能です。
- - オプションサービスの提供:必要に応じてログ調査ポータルや長期保管が選択できます。
また、今後は次世代ファイアウォールなど、他のネットワーク製品やサービスにも対応する予定で、セキュアヴェイルは販売パートナーの募集も行っています。
狙いと展望
セキュアヴェイルは、セキュリティサービスの分野での長年の経験をもとに、専任のセキュリティ運用管理者を置けない企業に特に役立つソリューションを提供します。この『AI-SOCシリーズ』を通じて、業界全体のセキュリティレベルを引き上げることを目指しています。特に中小企業など、限られたリソースで運用を行っていると考えられる顧客に対して、安価で効果的なサービスを事業継続のための支援と位置付ける方針です。
企業概要
株式会社セキュアヴェイルは2001年に設立され、情報システム運用をサポートする国内の数少ないITセキュリティ専業企業として、ネットワークセキュリティに特化しています。特に『NetStare』は、SOC(Security Operation Center)とNOC(Network Operation Center)の両方を網羅した統合サービスであり、業界でも希少価値の高いものです。クライアントのネットワーク機器を常時監視し、サイバー攻撃などの脅威に対して24時間365日体制で守ります。
まとめ
セキュアヴェイルの新しいサービス『AI-SOC for Microsoft 365』は、企業にとってのセキュリティ運用を革新することが期待されます。安価で高機能なこのサービスを活用し、より安全な業務環境を実現しましょう。