PFAS対策技術コンソーシアム新体制での入会受付が開始

PFAS対策技術コンソーシアムが新たな一歩を踏み出す

2025年度に向けてPFAS対策技術コンソーシアムの新体制が整い、入会申し込み受付が始まりました。このコンソーシアムは、国立研究開発法人産業技術総合研究所の技術シーズを活用し、海外の最新な研究成果を国内の産業界や地方自治体に普及することを目指しています。特に、PFASに関する計測技術や処理技術の向上が求められる今、重要な役割を果たすことに期待されています。

コンソーシアムの設立と延長

PFAS対策技術コンソーシアムは2021年6月に設立され、当初は三年間の期間限定でしたが、会員からの強い要望により、活動が2025年3月まで延長されることとなりました。そして、2025年4月からは新たに株式会社キャンパスクリエイトが事務局として設置され、任意団体としての活動を継続することが発表されました。

提供するサービスと活動内容

ほかの技術コンソーシアムに類を見ない、会員向けの多彩なサービスが提供されます。具体的には、

- 年に3回程度の研究会開催により技術情報の提供
- PFASに関する基礎講座や国際規格講座の実施
- 環境中のPFASの計測技術や先端技術に関する最新情報の提供
- 技術研修の実施や技術コンサルタント、共同研究の機会も提供されます。

このほかにも、国外エキスパートを招いた講演会や会員間でのマッチングも行われるため、参加者同士のネットワーク形成にも寄与します。

不定期の一般向け講演会の開催も

本コンソーシアムは会員向けのサービスを中心に展開していますが、不定期に一般向けの講演会も予定されています。これにより、より広範囲な知識の普及を図っています。技術に関する最新情報を手に入れるチャンスです。

入会の流れ

入会希望者は以下のステップに従って申し込みを行います。
1. お申込みフォームから入会申し込み。
2. 事務局から決済システムの案内が届きます。
3. 会員は決済システムに登録。
4. 決済が完了し、正式に会員となります。

しかし、入会前にはPFAS対策技術コンソーシアム運営会則や情報セキュリティ管理規定の確認が必要です。

さいごに

PFAS対策は引き続き重要な課題であり、多様なアプローチや技術が求められています。このコンソーシアムに参加することで、環境問題に対する理解を深め、対応策を模索する仲間とのつながりも広がります。詳細な情報やご不明点については、事務局までお気軽にお問い合わせください。

[事務局情報]
PFAS対策技術コンソーシアム2025年度事務局 (株式会社キャンパスクリエイト)
[email protected]