合弁会社「じょいなす」が医療人材育成を目指す新プロジェクト開始

2023年9月28日、株式会社Footageと株式会社REGIEが新たに設立した合弁会社「株式会社じょいなす」が、医療人材の育成や看護師の自己実現を目的としたプロジェクトを始動しました。この新会社は、看護師のメンタルヘルスや医療の供給不足といった、日本の医療業界が抱える深刻な課題に取り組むことを目指しています。

医療業界の現状と課題

日本の医療現場では、特に地域において医療人材の不足が問題視されています。僻地や離島、中山間地域では医療スタッフが限られており、患者のケアが十分に行われていない状況が続いています。看護師が必要としている支援も限られており、メンタルヘルスの維持が難しい人々も少なくありません。こうした現状に対し、「じょいなす」は地域医療への貢献を通じて課題解決を図ります。

「じょいなす」が提供するサービス

「じょいなす」は、以下のようなサービスを展開します：

- 僻地や離島での医療・介護支援事業
- 医療と介護に関連するメディアの運営
- 医療従事者の育成と人材確保に向けた支援
- 地域密着型サービスや介護予防サービスの提供
- 障害福祉サービスおよび児童福祉法に基づくサービス事業

この取り組みは、地域の医療としてだけでなく、医療従事者の自己実現を支援することにもひとつのポイントです。看護師たちが地域医療に参加することで、自己のキャリアの成長を促進し、結果として地域全体の健康づくりにも寄与することを目指します。

FootageとREGIEの役割

株式会社Footageは、看護師が「笑顔あるあなたらしい人生」を送るための支援を行っており、訪問看護の分野でも高い実績を誇っています。同社は、医療が必要な全ての人に対して、質の高いサービスを提供。代表の大串氏は、僻地医療の現状を視察した際の感銘を受け、医療従事者と地域への支援を一層強化する意向を示しています。

一方、REGIEは「医療者の想いを支援する」ことを mission とし、看護師への人材育成やキャリアコーチングを行っています。代表の藤本氏は、COVID-19の影響で見過ごされていた僻地医療の課題への取り組みを急がなければならないと強調しています。

今後の展望

「じょいなす」では、今後も多様な取り組みを計画しています。ヒューマンリソースの確保や、地域医療におけるプラットフォームの構築も視野に入れています。加えて、看護師と地域住民との関係を深めるためのプロモーション活動も行う予定です。

この新たな取り組みは、医療分野における重要な一歩であり、地域医療を支える人材と支援体制の強化に貢献することが期待されています。

株式会社じょいなすは、地域医療の質を高めるだけでなく、看護師のキャリア実現にも貢献していくことでしょう。