定山渓・鹿の湯で「願掛けてるてる坊主」開催！思いを込めた坊主で新緑を彩る

定山渓の新たなイベント「願掛けてるてる坊主」

北海道札幌市にある「定山渓鹿の湯・花もみじ」では、2025年の5月12日から6月30日までの期間に、「願掛けてるてる坊主」を開催いたします。これは初の試みであり、訪れる人々が思い思いの願いを込めたてるてる坊主を飾り付けるイベントです。この時期、木々が芽吹く新緑の美しい環境の中、色とりどりのてるてる坊主が館内を華やかに彩ってくれます。

「願掛けてるてる坊主」とは？

「願掛けてるてる坊主」は、参加者が大切な人や自身の望みを書いた坊主を館内の特設会場に飾るイベントです。用意されたてるてる坊主は、白を始め、赤、青、黄、紫の5色。それぞれにしっかりと願いを込めることができます。例えば、成長や学業向上、先祖への感謝など、願いに合わせて色を選ぶことができるのです。

参加者は、自分の願いの数に合わせて何枚でも作成でき、顔を描くこともできます。これにより、個性的でかわいらしいてるてる坊主を作ることができます。また、宿泊客はもちろん、日帰り入浴の方々も遊び感覚でこのイベントに参加でき、誰でも無料で楽しむことができるのです。イベント終了後、参加者の願いが込められた坊主はまとめて回収され、神社に奉納されます。

願いを込めて、新たな文化を継承

てるてる坊主は本来、翌日の晴れを願う意味がありますが、近年では「世界が晴れる」「心が晴れる」「願晴る（がんばる）」など多様な願いを込める存在となっています。大切な人を想う気持ちや、自らの目標をしっかりと形にできるこのイベントは、ただの文化体験にとどまらない深い意味を持っています。

私たちは、時代に応じて形を変えつつも、この美しい日本の文化をしっかりと受け継いでいきたいと考えています。国籍や世代を問わず、誰もが楽しめるような催しを通じて、未来に思いをつなぐ役割を果たしたいと思っています。定山渓の老舗宿として、私たちはこれからもサステナブルな活動に力を入れていきます。