プレゼン力向上へ
2019-09-09 20:00:09
プレゼンテーション協会設立!日本のビジネス力を高める新たな取り組みが始動
日本のプレゼンテーション力を高める新たな取り組み
2023年9月9日、日本のビジネスと教育の現場に必要不可欠となる「プレゼンテーション力」を強化するための新しい団体、プレゼンテーション協会が設立されました。ソフトバンクやベネッセを含む21社が加盟し、日本のプレゼンテーション力の底上げに向けた活動を開始しました。代表の前田鎌利氏は、プレゼンテーションが苦手な人がなんと9割に上るというデータをもとに、業界全体でこの課題の解決に乗り出す意義を強調しました。
プレゼンテーション協会の目的
協会の設立背景には、日本のビジネスシーンや教育環境においてプレゼンテーション力の重要性がますます高まる中、多くの人々がスキルを向上させられるプラットフォームが必要であるという危機感がありました。活動の軸となっているのは、分科会、プレゼンスキル検定、そしてプレゼンテーション大学校の3つです。
分科会
分科会では「セールスプレゼン」や「VC向けプレゼン」など多彩なテーマを設定し、参加企業同士の情報交換を促進します。これにより、各企業のプレゼンスキルを向上させることが目指されています。
プレゼンスキル検定
プレゼンスキル検定は、受けっぱなしの研修を防ぐとともに、自身のスキルを客観的に見る機会を提供します。受験はオンラインで行え、選択問題やスライド・動画チェックが含まれています。2020年5月から実施予定です。
プレゼンテーション大学校
この取り組みでは、企業内で研修を行う講師を育成するカリキュラムが用意されています。企業のインハウスでプレゼンテーションスキルを向上させるための手助けとなることでしょう。
プレゼンテーション研究所の設立
また、東京大学大学院の奥部諒氏が所長となる「プレゼンテーション研究所」を設立し、最新のトレンドやAIによる評価、心理学、スピーチの研究を進めていくことになります。定期的に会員向けに研究レポートも配信される予定です。
トークセッションの開催
続いて、設立を記念して行われたトークセッションでは、プレゼンテーションの重要性について意見が交わされました。オフィシャルアドバイザーの平野氏をはじめ、様々な専門家が参加し、「日本のプレゼン力の底上げに必要なこと」について探求しました。
特に、プレゼンテーションが属人的なスキルであることから、より体系的に教育する環境の重要性が指摘されました。渡辺氏は公教育でのプレゼンテーション技術の欠如について触れ、「ここからスタートすることに意味がある」と述べました。
目指すべき未来
最後に、代表の前田氏が「”伝える”ことによって、多くの人に未来を自らの手で掴んでほしい」と述べ、協会の活動への期待を寄せました。今後、21社の加盟についてもさらなる拡大を目指しており、2020年までに100社の加盟を目標としています。
プレゼンテーション協会は、ビジネスや教育におけるプレゼン力を磨くための新しいフィールドとして、皆さんの参加をお待ちしています。会員企業や団体に関する詳しい情報は、協会の公式Webサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人プレゼンテーション協会
- 住所
- 東京都世田谷区松原2-26-6
- 電話番号
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