本格的な梅雨シーズンに備える地盤診断サービス
毎年梅雨時期になると、多くの地域で水害や土砂災害の危険が高まります。そこで重要になるのが、自宅や勤務地の地盤の状態をしっかりと把握することです。全国労働者共済生活協同組合連合会(こくみん共済 coop)とジャパンホームシールド株式会社が提供する『お住まいの地盤診断サービス』は、この季節に特に役立つ情報源となります。そして、このサービスが2025年5月26日にリニューアルしました。
地盤診断サービスの便利さ
『お住まいの地盤診断サービス』は、住所を入力することで、その地域の地盤の強さや自然災害リスクを可視化する便利な無料サービスです。例えば、液状化や地震のリスク、さらには避難場所などを簡単に確認することができます。特に近年は自然災害が頻発し、2024年には利用者数が前年比307%と急増しました。この背景には、令和6年能登半島地震や南海トラフ地震臨時情報の影響があると言われています。
リニューアルの内容
新しくなった『お住まいの地盤診断サービス』は、対話的で見やすいインターフェースが特徴です。イラストやアイコンを取り入れ、診断結果を視覚的にもわかりやすく表示しています。また、住所保存機能や結果のシェア機能など、非常に便利な機能が追加され、より使いやすいサービスになっています。この梅雨を前に、自宅や勤務地のリスクを確認しておくことは、万が一の備えとして非常に重要です。
防災活動の重要性
こくみん共済 coopは、地盤診断サービスだけではなく、防災に向けたさまざまな取り組みも行っています。「もしもプロジェクト」や「もしもFES」といったイベントを通じて、地域住民の防災意識を高める活動に力を入れています。特に「防災リーダー診断」では、自身の防災タイプを知ることで、実践的な対策に結びつけることができます。
今後もこくみん共済 coopは、地域に根ざした防災・減災の普及活動を進めていく方針です。さらに、2024年には全国都道府県別の防災意識調査を実施する予定で、地域ごとの課題を理解し、アプローチしていくことを目指しています。
こくみん共済 coopの信念
1957年に設立されたこくみん共済 coopは、「たすけあい」という理念のもと、多くの人々の万が一に備えています。少子高齢社会や大規模災害が頻発する時代において、地域社会の安全や安心を整えるため活動を続けています。国際的な協同組合年(IYC2025)を迎え、持続可能な社会づくりに向けても貢献していく意向を示しています。
自分自身や家族を守るために、ぜひ『お住まいの地盤診断サービス』を利用して、万全の備えをしておきましょう。最新の情報をもとに備えることで、安心して日常生活を送ることができるはずです。