白浜町の魅力をカプセルにぎゅっと詰め込んだ「白浜がちゃ」
和歌山県の西牟婁郡白浜町では、地域の特色を活かした新しい取り組みとして、ご当地カプセルトイ「白浜がちゃ」を2024年8月10日(土)に販売開始します。このプロジェクトは、地元中学校の生徒たちが主導する形で進められており、地域の魅力を多くの人に伝えることを目的としています。カプセルトイの開発には、産学官が連携して取り組んでおり、新しい価値の創出が期待されています。
「白浜コネクトプロジェクト」とは?
今回の取り組みは、持続可能なまちづくりをテーマにした「白浜コネクトプロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、2023年4月18日に発足し、白浜町を起点に産学官の連携を進め、教育とまちづくりを融合させた様々なイベントや活動を行っています。この中で生まれたのが「白浜がちゃ」であり、プロジェクトの理念である「次世代へつなぐ、未来に向けたまちづくり」そのものを体現しています。
中学生と共に紡いだ商品開発
白浜町立白浜中学校の2年生が中心となり、約3カ月の総合学習授業を通じて「白浜がちゃ」は商品化されました。中学生たちは地域の魅力を知り、多くの来訪者に感動を届けるために、アイデアを考えたり、素材選びにもSDGsを意識した配慮をしながら取り組む姿勢を見せました。
「白浜がちゃ」のキャッチコピー「~愛情を添えて~」も生徒たちの手によるもので、地域への愛着をひしひしと感じさせる言葉です。カプセルトイは地域の観光名所や特産品などをテーマにしており、訪れた人に思い出を提供することを狙っています。
サステナブルな未来を目指す取り組み
また、販売による収益の一部は、学生が主催するまちづくりイベントなどに活用される予定です。これにより、地域と学生との絆を深め、白浜町の未来を担う若者たちに新しい学びの場を提供することが期待されています。
参加中学生の反響
プロジェクトに参与した中学生たちからは、「最初は不安だったけど、やってみると楽しかった」という声があり、彼らにとって貴重な学びを得る貴重な機会となったようです。また、SDGsを意識した活動を通じて、環境に優しいもの作りにも参加したことを誇りに思っているという感想も聞かれました。
オーエス株式会社の支援
このプロジェクトには、オーエス株式会社が参画しています。同社は2020年から白浜町に拠点を構えるリゾートサテライトオフィス「ANCHOR」を運営しており、地域活性化に向けた様々な取り組みを行っています。特に、地域住民との交流を通じた人々の繋がりを大事にしている企業です。また、2023年からは空き家を利用した「シェアハウス白浜栄」の運営も開始し、地域価値向上に貢献しています。
販売情報
「白浜がちゃ」は、アドベンチャーワールドをはじめとする観光施設で購入可能で、価格は500円(税込)です。このカプセルトイは、白浜町の魅力を味わうための素晴らしいアイテムであり、観光客や地元住民に愛されることが期待されています。
「白浜がちゃ」は地域の魅力を再認識し、次世代への橋渡しをする素晴らしいプロジェクトです。地域と人々が繋がることで生まれる新たな活動を、ぜひ楽しみにしていてください。