近畿大学附属高等学校 中山拓弥選手のアジア大会挑戦
近畿大学附属高等学校に通う1年生の中山拓弥選手は、スポーツクライミングのユース日本代表として、アジア大会への出場が決まりました。2026年8月21日から25日にかけて、中国・貴陽市で開催される「ワールドクライミングアジアユース選手権貴陽2026」に出場し、ボルダー部門のU-17男子カテゴリーで競技します。彼の代表選出は、「第12回ボルダーユース日本選手権倉吉大会」での準優勝が大きな要因となっています。
スポーツクライミングとの出会い
中山選手は9歳でスポーツクライミングを始め、小学6年生時には全国大会での初出場を果たしました。その際に、ボルダー部門で第3位、リード部門でも第3位に輝き、将来が期待される存在となりました。しかし、中学1年生の時に負った指の怪我により、思うような成績を残せない時期もありました。
そうした苦境を乗り越え、中学3年生で「第13回リードユース日本選手権多久大会」で決勝進出を果たし、7位に入賞しました。そして、高校進学後も引き続き高いパフォーマンスを維持しており、「第14回リードユース日本選手権多久大会」では2年連続で7位、また「第12回ボルダーユース日本選手権倉吉大会」での準優勝により、待望の日本代表としての地位を確立しました。
アジア大会に向けての決意
特に2026年7月には、イタリア・アルコでの「ワールドクライミング世界ユース選手権アルコ2026」に参加し、ボルダー部門で6位に入賞しました。これに続き、アジア大会に出場することは、中山選手にとって新たな挑戦であり、彼の日々の練習成果が結実する瞬間です。
アジアユース選手権について
「ワールドクライミングアジアユース選手権」は、アジア地域のユース世代を対象とした重要な国際大会で、ボルダー、リード、スピード、スピードリレーの4種目で行われます。中山選手が出場するボルダー部門の競技は、8月20日から22日の3日間にわたり、Guanshanhu Parkで実施されます。
中山選手の成績
- - 2025年:第13回リードユース日本選手権多久大会 7位
- - 2025年:第79回国民スポーツ大会近畿ブロック大会 3位
- - 2025年:JUSCAオープン大会(ボルダー) 1位
- - 2026年:第14回リードユース日本選手権多久大会 7位
- - 2026年:第12回ボルダーユース日本選手権倉吉大会 2位
- - 2026年:ワールドクライミング世界ユース選手権アルコ2026ボルダー部門 6位
本人のコメント
中山選手は、「7月に初めて参加した世界大会での結果は期待には届かなかったが、6位入賞の経験は今後に活かせる自信となった」と語り、アジアユース選手権では反省点を改善し、全力で臨む旨を述べています。家族や応援してくれる人々に良い報告ができるよう、全力を尽くす決意を表明しています。
まとめ
中山拓弥選手のこれまでの成果は、彼の努力の証です。アジア大会に向けた挑戦が、さらなる飛躍の第一歩となることを期待しています。いよいよ迫る大会に向け、今後の彼の姿を注目したいと思います。