タマネギ生産の未来
2025-06-25 11:33:26

ハウス食品グループ、北海道のタマネギ生産者と新たな取り組み開始

ハウス食品グループと北海道のタマネギ農家が協力



ハウス食品グループは、北海道の13軒のタマネギ農家と共同で「明日もタマネギ生産を続ける会(あすたま会)」を2025年6月20日に発足させました。この取り組みは、タマネギの生産安定化を目指し、食卓での価値向上を図ることを目的としています。

経緯と背景



北海道で育まれる「涙のでない、辛みのないタマネギ『スマイルボール』」は、2015年の発売以来、消費者に新しい食体験を提供しています。気候変動の影響を受けやすい農業界において、タマネギの安定供給を確保するための様々な課題に直面してきました。特に、夏季の集中豪雨や酷暑はタマネギの生産に大きな影響を与えることも多く、その中で「データ駆動型農業」という新しいアプローチを導入する必要性が生じてきました。

「青空の中で太陽を浴びて育ったタマネギは、より美味しい」との思いから、この協力体制が生まれました。農業とバリューチェーン全体をデータ化し、安定的な生産を目指した取り組みが進められています。

あすたま会の活動内容



「明日もタマネギ生産を続ける会」では、生産の安定化に向けた取り組みと食卓での価値づくりを両立させることが目標です。まずはタマネギの生育データを詳細に取得し、栽培方法の改善や新しい品種の開発に繋げていきます。また、消費者の皆さんにタマネギの魅力を伝えるための食育活動や野菜のブランディングにも力を入れています。

「スマイルボール」を体験した顧客の反響を受けて、今後はより多くの人々にその良さを広め、タマネギの美味しさを実感してもらえるよう取り組みます。

期待される効果と展望



最終的には、天候が不安定な昨今でも一定の品質と量のタマネギを生産・出荷できる体制を目指しています。また、消費者の食卓に話題のタマネギを提供し続けることで、持続可能な農業の形を確立していくことが狙いです。

代表者であるハウス食品グループ本社の正村典也氏は、タマネギ生産の新たな時代を開くことへの意欲を示しています。「タマネギ生産と食卓価値を組み合わせることで、農業界全体に新しい風を吹き込む」と語っています。今後も消費者とのつながりを大切にし、持続可能な農業の実現に向けた活動を展開していきます。

この取り組みを通じて、タマネギの生産者たちが集結し、持続可能な農業の未来を切り開いていく姿が見えてきます。これからの「あすたま会」に対する期待は大きく、どのように彼らの活動が進化していくのか、注目が集まっています。


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会社情報

会社名
ハウス食品グループ本社株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町6番3号ハウス食品グループ本社ビル
電話番号
03-3264-1231

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