日本映像翻訳アカデミーが明星大学で特別上映会を開催
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、映画字幕制作を指導しており、2024年11月30日(土)に明星大学で特別上映会を実施します。この上映会は、11年目を迎える「映像翻訳」科目の一環で行われ、学生たちがドキュメンタリー映画に字幕をつけた成果を発表する場となります。
ドキュメンタリー映画の翻訳教育
JVTAは、「ことばの力で社会を豊かにする」という理念を基に、明星大学の国際コミュニケーション学科で英日字幕翻訳を中心に学ぶ授業を担当してきました。この授業では、難民映画祭で上映されるドキュメンタリー映画の翻訳に取り組んでおり、具体的には『学校をつくる、難民の挑戦』という作品の日本語字幕を制作しました。
この授業では、単に字幕を制作するだけでなく、学生たちによる上映会の企画運営も行っています。上映会では、学生の発表や、ゲストを招いたトークセッションも予定されており、参加者は難民問題について深く考える機会を得ることができます。
特別上映会の詳細
上映会は、明星大学日野キャンパスで13時から15時20分にかけて行われる予定です。参加希望者は、公式ウェブサイトから事前申し込みが必要で、参加料は無料ですが人数制限があります。詳細なプログラム内容は後日発表される予定です。
映像翻訳の重要性
明星大学の国際コミュニケーション学科の准教授である川又孝徳氏は、「映像翻訳」という科目を通じて、学生たちが共感や表現能力を培っていることを強調しています。翻訳は単なる言葉の置き換えではなく、文化的背景や文脈を理解する力が求められます。特に、AI技術の進展に伴い、人間の翻訳者が果たす役割は今後さらに重要になると予想されています。
JVTAの社会貢献の取り組み
JVTAは、映像翻訳を通じて社会に貢献する活動を継続的に行うことを約束しています。教育機関での映像翻訳の指導のみならず、学生たちがいかに社会貢献へとつながる経験を重ねるかが今後の課題となっています。
アカデミーのプロフィール
日本映像翻訳アカデミーは1996年に設立され、字幕や吹き替え原稿を作成するプロを育成しています。国内外の学校教育機関でも指導を行い、さまざまな形で映像作品の翻訳に関与しています。公式ウェブサイトも設けられており、より詳しい情報を得られます。
この特別上映会は、学生たちの努力が実を結んだ瞬間を体感できる貴重な機会です。ぜひ、観に行ってその成果を直接感じてみてください。