第52回日本IVR学会総会 市民公開講座の開催
2023年5月20日(土)、高知市にて「女性のためのIVR」という市民公開講座が開催されます。この講座は、一般社団法人日本インターベンショナルラジオロジー学会の主催によるもので、参加費は無料です。
インターベンショナル・ラジオロジーとは?
IVR(Interventional Radiology)とは、画像診断を駆使した低侵襲治療法のことを指します。具体的には、X線透視やCT、超音波などで体内を視覚化し、カテーテルや針を用いて治療を行います。これにより、患者様に対する外科手術に比べて体の負担が少なく、入院期間が短縮されるなどのメリットがあります。
講座内容
今回の講座はハイブリッド形式で行われ、会場に足を運ぶこともできますし、オンデマンドで視聴することも可能です。会場は、三翠園の富士の間で、参加を希望する方は、11:00から12:30の時間帯にお越しください。
プログラム内容
1. カテーテル治療を知っていますか?
- 講師:小野澤志郎(杏林大学医学部付属病院放射線科)
2. 子宮筋腫のカテーテル治療
- 講師:大須賀慶悟(大阪医科薬科大学医学部放射線診断学教室)
3. IVRでがんの苦痛を緩和する
- 講師:荒井保典(国立がん研究センター東病院放射線診断科)
具体的な診療内容や、IVR技術がどのように患者様の生活に貢献できるのか、医療の最前線で活躍する専門家たちから直接学ぶことができる貴重な機会です。どなたでも参加可能なので、興味のある方はぜひご参加いただきたいと思います。
オンデマンド配信について
また、講座は2023年6月中旬から約1ヶ月間、オンラインで視聴可能です。詳細は、日本IVR学会の公式サイトから確認できます。冬季や特別な事情で会場に行けない方でも、後日視聴できるため、ぜひ活用してください。
日本IVR学会について
日本IVR学会は1995年から続いてる組織で、IVR技術の研究とその普及、医療従事者の教育が主な目的です。日本国内での技術発展だけでなく、国際的な研究協力にも力を入れています。この講座を通じて、IVRについて知識を深め、疾病に対する理解を深めていただければ幸いです。是非、多くの皆様のご参加をお待ちしています。