千葉県佐倉市で生物多様性シンポジウムを開催
千葉県佐倉市は、2026年1月18日に「生物多様性シンポジウム」を開催します。このイベントは、「自然を次世代につなぎ、まちを次世代につなぐ」というテーマのもと、市が進めているネイチャーポジティブ宣言を記念したものです。参加は無料で、事前申し込みが必須となります。
ネイチャーポジティブとは?
ネイチャーポジティブの概念は、生物多様性の保全と再興を目指す政策や取り組みを指し、自然環境を育て、次世代に引き継ぐ姿勢が求められます。今年の9月には、佐倉市の「佐倉里山自然公園」に位置する畔田谷津が環境省の認定する「自然共生サイト」に登録され、これを機に市の取り組みがさらに強化されることが期待されています。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、国立環境研究所の副センター長である西廣淳氏による基調講演が予定されており、生物多様性の重要性や実際の取り組みについての知見がシェアされます。参加者は、西廣氏の講演を通じて、自然保護の重要性を再認識し、具体的な行動に移すきっかけを得ることができるでしょう。
また、シンポジウムの中で「ネイチャーポジティブ宣言」が行われることも注目すべきポイントです。これは、佐倉市が「人と自然が共生するまち」を目指すための明確な方針であり、地域全体での生物多様性の保全に向けた強い意志を示すものとなります。
参加方法
シンポジウムは、2026年1月18日(日)の13:30から15:30まで、佐倉市中央公民館(佐倉市鏑木町198-1)で行われます。開場は13:00からで、参加は事前申し込み制であるため、公式サイトにて登録を行ってください。
シンポジウム詳細・申し込みはこちら
まとめ
千葉県佐倉市で開催されるこの生物多様性シンポジウムは、地域の自然を守るための重要なステップです。多くの自治体がネイチャーポジティブ宣言を行う中、佐倉市がその先駆けとなることで、地域住民が一つになって自然の保全に取り組むきっかけが生まれることが期待されます。ぜひ、多くの方々に参加していただき、未来のために何ができるのか一緒に考えていきましょう。