Netskopeが新しいデータセキュリティ機能を発表
2026年2月3日、Netskopeが「Netskope One Data Lineage」を発表しました。これは、組織がデータがどのように保存、転送、使用されているかを可視化し、分析するための新機能です。この機能は、特にAIを活用する企業にとって、データの出所を追跡し、コンプライアンスの確保やインシデント調査のために役立つ貴重なツールとなります。
データ可視化の重要性
AIの導入が進む中、企業はデータの移動経路や使用状況を把握する必要があります。しかし、従来のセキュリティツール、特にレガシーDLP(データ損失防止法)では、このようなデータの流れを正確に把握することが難しく、セキュリティ上の課題が生じていました。Netskope One Data Lineageは、これを解決するために設計されています。
新機能の特徴
Netskope One Data Lineageは、データの発生源からその移動経路、使用やアクセスの状況までを可視化します。特に、データがどのように複製されたり、改変されたりするのか、その過程を詳細に追蹤できます。また、データを異なる文書ファイルやフォーマットに変換する際にも、ポリシー制御を維持することが可能です。これにより、次のようなメリットがあります:
- - 包括的な可視性と制御: データの出所から送信先までの流れを正確に把握することで、機密データの流出リスクを予防し、適切なコンプライアンスを実現。
- - 内部脅威からの保護: ユーザーの行動を追跡することで、不適切なデータの利用や移動を即座に特定し、リスクを軽減。
- - セキュリティポスチャの最適化: 文書やファイルの作成履歴を元に、データアクセスポリシーの調整が可能になり、全体的なセキュリティを強化。
この新機能について、Netskopeの共同創設者であるKrishna Narayanaswamyは「企業は、デジタル環境全体でデータがどう動いているのかを把握し、不正アクセスや不正使用を防止する必要がある」と語っています。AIツールが広がる中、その重要性はますます高まっているとのことです。
専門家の意見
IDCのJennifer Glenn氏は、AI導入の成功にはデータへの信頼が不可欠であると述べています。機密性の高いデータが増大する中、しっかりとデータを管理し、適切なユーザーのみがアクセスできる状態を保つことが求められています。
今後の展開
Netskope One Data Lineageは現在プレビュー版として提供されており、一般提供は2026年前半の予定です。さらに、2026年3月23日から26日にかけて開催されるRSA Conferenceにおいても、Netskopeの新機能やソリューションがデモンストレーションされるとのことです。Netskopeに興味がある方は、ぜひモスコーニ・サウス会場のブース#1127にお立ち寄りください。
Netskopeは、クラウドとAI時代における最新のセキュリティ技術を開発し、多数の企業に信頼されるプラットフォームを提供しています。詳細は、
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