三井ホーム、受賞!
2025-10-30 14:46:26

三井ホーム、国産材利用で農林水産大臣賞を受賞 – 持続可能な未来を目指して

三井ホーム、木材利用推進コンクールでの輝かしい受賞



三井ホーム株式会社(東京・江東区)は、令和7年度「木材利用推進コンクール」の国産材利用推進部門で、名誉ある農林水産大臣賞を授与されました。このコンペティションは木材利用の推進を目的としたもので、特に優れた取り組みが称賛されます。受賞した部門では、国産材を主に使用し、その普及促進に力を入れている企業が対象となっています。

今回の賞は、特にツーバイフォー工法における国産材の全国展開や、持続可能性を重視したサプライチェーン全体での取り組みが評価された結果です。また、北海道産トドマツを使用した新たな流通経路の開拓も高く評価されました。

地域を支える国産材の活用



三井ホームは、国産材の利用拡大を目指し、これまでも多くの取り組みを行ってきました。輸入材ではなく、国産スギやトドマツを用いたツーバイフォー製材を積極的に展開し、2024年度には国産材の使用量が約21,749㎥に達し、注文住宅における国産材の割合は52%を超えています。この利用は前年度比136%増となっており、高い評価を受けています。

さらに、国産材の需要を呼び込みつつ、各地域でのツーバイフォー材の安定供給網を目指してきたのも、受賞の理由の一つです。特に北海道庁と結んだ「建築物木材利用促進協定」は、地域の林業の活性化を推進する模範的な取り組みと位置付けられています。

先駆的な技術と革新



新商品や独自技術の開発も、国産材の利用可能性を広げる原動力となっています。「国産杉ネイルプレートトラス」と呼ばれる新しい構造材は、在来軸組構法を用いて大空間を実現可能にします。これにより、非住宅木造建築へと活用が広がります。

また、社内でのナレッジシェアや、持続可能な木材利用に基づく取り組み「MOCX GREEN PROJECT」における炭素固定の計算、および「国産材活用住宅ラベル」の実施は、地域社会へも貢献する姿勢を示しています。これらの活動は、温暖化対策などの社会問題に積極的に応えるものとなっています。

持続可能な未来に向けたビジョン



三井ホームは、これからも国産材の利用促進をさらに強化し、持続可能な森林資源の活用と地球環境への配慮を継続的に進めていくことを目指します。また、国産材の安定供給体制を構築し、革新的な木造建築技術の開発へも注力し、脱炭素社会の実現に向けた貢献を果たします。

受賞式は令和7年10月28日、木材会館で盛大に行われ、様々な期待が寄せられました。今後も三井ホームの取り組みから目が離せません。彼らの活動が、持続可能な未来に向けた新たな可能性を切り開くことでしょう。


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会社情報

会社名
三井ホーム株式会社
住所
東京都江東区新木場1-18-6 新木場センタービル(総合受付 9階)
電話番号
03-6370-7562

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