TASCAM SonicviewにST 2110対応
2024-06-27 02:08:57

TASCAM SonicviewシリーズにSMPTE ST 2110対応オプションカード登場!放送局ワークフローを革新

TASCAM SonicviewシリーズにSMPTE ST 2110対応オプションカード登場!放送局ワークフローを革新



ティアック株式会社は、放送局での運用に最適化されたデジタルミキサーTASCAM Sonicviewシリーズに、SMPTE ST 2110 IP接続を実現する64入力/64出力オプションカード『IF-ST2110』を9月下旬に発売することを発表しました。

TASCAM Sonicviewシリーズは、2022年春に国内市場で販売が開始されて以来、その使い勝手の良いGUI、クラスを超えた高音質、コンパクトなサイズに加え、放送局の運用に適した機能の搭載により、国内はもちろんのこと、欧州を中心に多くの放送局に導入されてきました。

今回発売される『IF-ST2110』は、Sonicviewシリーズに搭載することで、業界標準規格であるSMPTE ST 2110に準拠したIP接続を実現するオプションカードです。これにより、Sonicviewシリーズは革新的にリーズナブルな価格でSMPTE ST 2110システムに対応可能な音声卓となります。

IF-ST2110 の主な機能



『IF-ST2110』は、SMPTE ST 2110-30/31およびAES67に準拠しており、64入力/64出力(48kHz)または32入力/32出力(96kHz)の接続に対応しています。さらに、SMPTE ST 2022-7にも対応し、NMOS IS-04/05にも対応することで、放送局のワークフローにシームレスに統合することができます。

クラスを超えた音質と革新的な操作性を備えたデジタルミキサー『TASCAM Sonicview』



TASCAM Sonicviewシリーズは、96kHz動作、マルチカラータッチスクリーンを搭載したデジタルミキサーです。50年を超えるTASCAMのノウハウと技術を結集し、新規開発された高性能Class 1 HDIAマイクプリアンプ、54bit float FPGAミキシングエンジンを採用することで、クラスを超えた音質とスペックを実現しています。複数のカラータッチスクリーンによる直観的な操作性に加え、自由にアサインできる7レイヤーのカスタムフェーダーやDante I/O、USB I/O、GPIOなどの多彩なI/Oを標準装備しており、さらにデジタル入出力などの豊富なI/OオプションカードやDanteステージボックスなどによる拡張性と柔軟性を兼ね備えています。最新のファームウェアでは、放送用途に必要な各種機能が大幅に追加されています。

TASCAM Sonicviewシリーズのラインナップ



TASCAM Sonicview 24:24chマイクプリアンプ/XLR入力搭載
TASCAM Sonicview 16:16chマイクプリアンプ/XLR入力搭載

まとめ



『IF-ST2110』の登場により、TASCAM Sonicviewシリーズは、IPベースの放送ワークフローへの対応をさらに強化し、放送局にとってより魅力的な選択肢となります。Sonicviewシリーズは、高い音質、使いやすさ、拡張性を備えたデジタルミキサーとして、放送局のワークフローを革新し、より効率的で高度な制作環境を実現します。

TASCAM SonicviewシリーズにIP接続機能が追加!今後の放送業界に大きな影響を与える可能性



TASCAM Sonicviewシリーズに、SMPTE ST 2110に対応したオプションカード『IF-ST2110』が発売されるというニュースは、放送業界にとって大きな朗報と言えるでしょう。これまで、IPベースの放送ワークフローに移行するためには、高価な専用機器が必要でしたが、『IF-ST2110』は、Sonicviewシリーズにリーズナブルな価格でIP接続機能を追加できる点が魅力です。

特に、近年、放送局では、IPベースのワークフローへの移行が加速しています。従来のSDIベースのシステムと比較して、IPベースのシステムは、柔軟性、拡張性、コスト効率などに優れているからです。しかし、IPベースのシステムに移行するためには、専用機器の導入や既存システムとの互換性を確保するなど、多くの課題がありました。

『IF-ST2110』は、これらの課題を解決する可能性を秘めています。Sonicviewシリーズは、すでに多くの放送局で導入されている実績があり、使いやすさ、音質、機能性など、高い評価を得ています。そこに、IP接続機能が追加されることで、Sonicviewシリーズは、IPベースのワークフローに対応する上で、より強力な選択肢となるでしょう。

『IF-ST2110』は、単にSonicviewシリーズにIP接続機能を追加するだけでなく、放送業界全体のワークフローを革新する可能性を秘めていると言えるでしょう。今後、IPベースの放送ワークフローがさらに普及していく中で、『IF-ST2110』は、重要な役割を果たすことになるでしょう。


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