鹿児島の伝統を受け継ぐ究極のウイスキー「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」新作登場

鹿児島の伝統を受け継ぐ究極のウイスキー

2025年9月25日、鹿児島県日置市に拠点を置く小正嘉之助蒸溜所株式会社は、数量限定のブレンデッドウイスキー『嘉之助 DOUBLE DISTILLERY 2025 LIMITED EDITION』を発売します。この逸品は、2024年に発表された『嘉之助 DOUBLE DISTILLERY』の進化形であり、味わいの深さと独自性を一層引き立てる内容となっています。

進化し続けるKANOSUKEの魅力

KANOSUKEは連綿とした焼酎造りの伝統を逆手にとり、ウイスキーに新たな風を吹き込んでいます。特に本作では、同社の特徴的な熟成技術を最大限に活用し、焼酎リチャー樽を用いることで、以前の作品とは異なる味わいの進化を試みています。このリチャー樽は、祖父によって初めて日本で実現された樽貯蔵焼酎『メローコヅル』の熟成にも使用されており、KANOSUKEの歴史と未来を繋ぐ重要な存在です。

『嘉之助 DOUBLE DISTILLERY 2025 LIMITED EDITION』の製造過程には、定番のモルト原酒が活かされていますが、さらに日置蒸溜蔵で作られたポットスチル原酒も加わり、より複雑で豊かな風味を生み出しています。特に、このポットスチル原酒は大麦と麦芽を原料にしており、その仕上がりは香り高く、まろやかな味わいが特徴です。

焼酎リチャー樽が生む独特の風味

このリミテッドエディションの鍵となる特徴は、焼酎リチャー樽にこだわったこと。シェリー樽で熟成したモルト原酒は、焼酎リチャー樽でさらなる追熟が施され、この工程によって生まれる甘やかな風味がウイスキーの骨格を形成しています。さらにラムカスクで熟成されたポットスチル原酒をブレンドすることで、フルーティーさが加わり、複雑な味わいが広がります。

このブレンデッドウイスキーは、KANOSUKEが追求する「和」のスパイスと調和しながら、独特の魅惑的な香りを実現します。まさに、次世代を担う兄弟たちの挑戦と伝統の融合を体現した一品です。

テイスティングノート

このウイスキーは、べっこう色の美しい外観と共に、アロマではドライアプリコットや梅コンポート、カスタードクリームなど多彩な香りが立ち上がります。口に含むと、完熟した洋梨や白桃、クレームブリュレのクリーミーな味わいが広がり、和のスパイスが優雅に広がるフィニッシュ感が感じられます。塩キャラメルのような甘さと共に古木を思わせる余韻が残り, 一口ごとに新たな発見があることでしょう。

KANOSUKEブランドについて

KANOSUKEは、「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」を理念に、日本国内で生産されたウイスキーの新たな魅力を発信しています。祖父が築いた焼酎造りのノウハウを活かしながら、次世代を担うが新たな挑戦を続けている姿勢は、まさに日本の酒文化を象徴するものです。特に焼酎の技術を応用し、その土地ならではの気候を生かしたウイスキー造りは、KAONSUKEが多くのファンに愛される理由でもあります。

記念すべき『嘉之助 DOUBLE DISTILLERY 2025 LIMITED EDITION』は、数量限定での発売となるため、興味のある方はお早めに入手を検討されることをお勧めします。焼酎の歴史とJAパニーズウイスキーの未来を共に味わう特別な経験が待っています。