国際女性デー記念ウェビナー『Break the Bias #2030理想の世界』開催
2023年3月18日、LVMH Perfumes & Cosmeticsとスリール株式会社が共催するウェビナー「Break the Bias #2030理想の世界」がオンラインで開催される。このイベントは、現在の日本におけるジェンダー格差の現状を探り、未来に向けた議論を深めることを目的としている。
背景
近年、日本社会ではジェンダーギャップ問題が大きな関心を集めている。改正育児・介護休業法案が施行されるなど、国としての取り組みが進む一方で、国際的なジェンダーギャップ指数ランキングでは156カ国中120位に留まっている。これは、女性が直面する生きづらさが依然として根深いことを示している。
そこで、今回のウェビナーでは、各世代の代表者による体験談を交えつつ、ジェンダー格差を解消するための方策について議論を行う予定だ。登壇者には、さまざまなとり組みで活躍する専門家が招かれており、特に各自がどのような課題に直面し、どうやってそれを乗り越えてきたかが焦点となる。
登壇者
立教大学経営学部教授。リーダーシップや人材開発の専門家として知られ、教育分野での実績が豊富。
LOFホテルマネジメント日本法人社長。企業の経営において女性活躍の重要性を広める活動をしている。
ソフィアメディ代表取締役社長。育児と仕事の両立を追求し、企業の持続可能な成長に寄与している。
一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事。Z世代の声を集める活動を通じて、若者の意見を社会に反映させようとしている。
テーマと内容
ウェビナーでは、これまでの取り組みを評価しつつも、未だに存在する「バイアス」を取り上げ、2030年に目指す理想の社会像を参加者と共に考えていく。特にZ世代の参加者による意見やアンケート結果を基に、社会が抱える課題を可視化し、次の世代へとバトンを渡すことを目的としている。
申し込みと参加方法
イベントは無料であり、参加者の申し込みは事前に行う必要がある。定員は先着500名となっているので、興味のある方は早めに申し込むことをおすすめする。また、ウェビナー後にはアーカイブ配信も行われる予定があり、参加できなかった人も、後からこの貴重な話を聞くことができる。
今後の取り組み
このウェビナー終了後も、ジェンダーギャップ問題に対する取り組みは続ける。地域ごとの意識や実態を測る調査が行われ、2023年の国際女性デーに「地域ジェンダーギャップ白書」としてその成果が発表される予定だ。要するに、この問題は東京・大阪などの大都市だけでなく、日本全体で共有すべき課題であり、継続的な努力が必要だ。
このように、ウェビナーはただのイベントではなく、参加者全員で未来の社会を見つめ直すきっかけとなるだろう。日本の未来を変えるための一歩を、ここから始めてみよう。