作家・野中柊が贈る幻想的な物語『ミャルル・ペローに出会った夜』

幸福感あふれる新作！

作家・野中柊の書き下ろし最新刊『ミャルル・ペローに出会った夜』が2025年11月18日に発売されます。本作品は、子どもたちに生きる喜びを優しく、時に陽気に語りかけるストーリーで、思わず心温まる内容となっています。

物語の概要

本作は、遠い旅から帰ってきた小さな猫のニッキが、ある新月の夜に出会った銀色の猫、ミャルル・ペローとの冒険を描いています。ニッキは、ミャルル・ペローに案内されて、不思議な靴のミュージアムへと足を運びます。そこには、時代や文化を超えた様々な靴がずらりと並び、誰もいないはずの靴が音楽に合わせて踊り出します。これはまさに魔法のような夜であり、みんなが楽しむダンスパーティが始まります。

物語を通じて、だれかを大切に想う気持ちや、その思いを持ち続けることの勇気が描かれています。優しいストーリーの中に込められたメッセージは、子どもたちにとっても大切なものとなるでしょう。

著者について

野中柊は1979年に「ヨモギ・アイス」でデビューした著名な作家です。これまでにも、多くの小説や絵本を発表し、幅広いジャンルで読者を魅了してきました。彼の作品には、幸福感や心の優しさが溢れており、刊行されるごとに多くのファンを引き付けています。代表作には『小春日和』や『猫をおくる』などがあり、その作品には深い愛情と知恵が込められています。

本作のイラストはPEIACOが手掛けています。彼らは小学校の同級生で、絵本作家・イラストレーターとして活動を開始しました。彼らの作品には、可愛らしさと温かみがあり、子どもたちに親しまれています。特に、彼らの絵本はストーリーと共にビジュアルの美しさでも評価されています。