ロバート・ライマン展
2018-03-16 21:45:40

ロバート・ライマン展覧会が東京で開催、現代アートの魅力が満載

ロバート・ライマン展覧会がファーガス・マカフリー東京で開催中



東京に新たにオープンしたファーガス・マカフリーで、アメリカの現代美術を代表する画家、ロバート・ライマンの特別展が開催されています。本展では、1961年から2003年までのライマンの創作活動を通じて、彼の独自のアプローチと表現技法を探求する11点の絵画作品を見ることができます。展覧会は3月24日から5月19日までの期間、一般公開され、アートファンにとって見逃せないイベントとなっています。

ライマンのアートの魅力



ロバート・ライマンの作品は、繊細でありながら圧倒的な存在感を持っており、精密なプロセスを元にした制作スタイルが特徴です。彼は、同年代の日本人アーティストと共鳴する表現を追求し、具体的な形態や素材の持つ特性を探求してきました。特に、彼の作品には「いかに描くか」という理念が色濃く反映されており、表現とは何かを深く考えさせられる内容になっています。

ライマンの絵画は、一般的な単色絵画の印象を与えがちですが、実際には多様な色の層から成り立っています。例えば、彼の作品「Stamp」や、初期の作品「#20」では、深みのある色彩の重なりが巧妙に用いられています。

多彩な技法と素材



ライマンは、キャンバスやブリストル紙といった伝統的な支持体だけでなく、鋼板やアルミニウムなどの非伝統的な素材も使用しています。1980年から2003年にかけて制作された作品「無題」では、厚塗りの白色油彩が強調されており、展示方法にも独自のアプローチが見られます。彼の作品は、単に見るものだけでなく、触れること、さらにはその展示方法に至るまで、鑑賞者に対して新たな経験を提供することを目指しています。

ファーガス・マカフリーの新たな挑戦



ファーガス・マカフリーの東京ギャラリーは、日本の美術シーンにおいても新しい地平を切り開くことを目指しています。オープニングにおいて、彼らは戦後日本美術の素晴らしさを広めることを誓い、ライマンの作品を通じて東西のアートの相互影響を探求しています。館内のデザインには、アメリカの著名なデザイナー、ビル・カッツの手が入っており、東京の文化的背景と融合した新しいギャラリーとして目を引きます。

東京は、欧米人にとって魅力的な土地としての歴史があり、その中で二つの文化が交差する場となっています。ファーガス・マカフリー東京は、まさにその交差点であり、新しいアーティストと観客が出会う場を提供しています。

この特別展は、現代アートの新たな展望を提供するだけでなく、日本の文化とアートのAR再発見を促進する試みでもあります。今後もファーガス・マカフリーが日本でどのような活動を展開していくのか、大きな期待が寄せられます。

展覧会情報


会期:2023年3月24日〜5月19日
場所:ファーガス・マカフリー東京
(東京都港区北青山3丁目5-9-1F)
お問い合わせ:03-6447-2660

会社情報

会社名
McCaffrey Fine Art.Inc.合同会社
住所
東京都港区北青山3-5-91F
電話番号
03-6447-2660

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