モノタロウ、ESG投資インデックスに選定
株式会社MonotaRO(以下、モノタロウ)は、大阪に本社を構える企業で、現場を支えるネットストアを運営しています。このたび、同社はESG(環境・社会・ガバナンス)投資インデックスである「FTSE4Good Index Series」及び「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されました。さらに、前回に続いて「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」にも選ばれ、同社の持続可能な取り組みが評価されています。
FTSEインデックスとは
FTSEインデックスは、FTSE Russellが提供している指標であり、企業のESGパフォーマンスを評価するために設計されています。特に「FTSE4Good Index Series」は、企業の環境、社会、ガバナンスにおける取り組みを測定し、責任ある投資者にとって重要な情報源となっています。このインデックスに名を連ねる企業は、コーポレートガバナンスや気候変動への適応、腐敗防止といった観点において優れた評価を得ています。
「FTSE Blossom Japan Index」も、同様の理念に基づき、特に日本企業のESG評価を行います。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)からも採用されており、サステナブルな投資戦略を支える重要な指標となっています。また、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、各産業セクターの中で優れたESG対応を行っている企業を反映します。特に、温室効果ガス排出に関する取り組みが評価され、低炭素経済への移行をサポートすることを目指しています。
モノタロウのサステナビリティへの取り組み
モノタロウは、2021年にサステナビリティ委員会を設立し、5つの優先事項を元に持続可能な社会の実現に向けた活動を推進しています。それに基づき、同社は以下の分野での取り組みを強化しています。
- - 二酸化炭素排出量の削減: 気候変動対策として、CO2の削減に向けた具体的な施策を実施します。
- - リサイクルと廃棄物削減: 資源循環型モデルの実現を目指し、廃棄物のリサイクルに取り組みます。
- - サプライヤーとの協調: 環境や人権について配慮した持続可能な産業社会を築くため、サプライヤーとの連携を進めます。
- - ダイバーシティ&インクルージョンの推進: 多様な人材を受け入れ、活かす文化を醸成します。
- - 環境配慮型商品の開発: 環境に配慮した商品の開発や提案を行い、持続可能な消費を促進します。
これらの活動は、統合報告書やコーポレートサイトで詳細に開示されており、透明性のある情報提供を行っています。さらに、モノタロウの最近の評価では、「人権と地域社会」「労働基準」「サプライチェーン」などの社会的な取り組みや「腐敗防止」に関するガバナンス項目が向上したことが示されています。特に、人権や調達方針に関する方針を取引先に広く伝え、研修を通じた人材育成を行っている点が評価されています。
今後の展望
モノタロウは引き続き、事業活動を通じてサステナビリティを重視し、企業価値の持続的な向上を図ります。気候変動や人権問題といった社会課題にも配慮し、社会と共に成長していけるよう、さまざまな取り組みを続ける将来を見据えています。持続可能な社会の実現に向けて、モノタロウの挑戦が続きます。
詳細な情報は、モノタロウの
サステナビリティページ をご覧ください。