坂井市が環境協定を締結しゼロカーボン目指す研修を実施

坂井市がJ-クレジットに関する連携協定を締結

福井県坂井市では、地球環境に配慮した取り組みの一環として、福井テレビジョン放送株式会社および株式会社バイウィルと連携協定を結ぶことになりました。この締結式は、令和7年3月11日（火）午後1時から坂井市役所の3階大ホールで行われます。

環境価値の共有と新たなビジネスモデルの創出

今回の協定は、J-クレジット制度を通じて環境価値に関する情報やサービス、ノウハウを共有し、相互に連携を強化することが目的です。特に、脱炭素社会の実現に向けての取り組みは、今後の地域振興にも大きく寄与することが期待されています。

協定締結後には、バイウィルの代表取締役社長である下村氏が職員向けにJ-クレジットの制度や活用方法に関する研修を行います。この研修では、環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出に向けた具体的な方法が紹介される予定です。

ゼロカーボンシティへの取り組み

地球温暖化に対する意識が高まる中、坂井市は2050年までに温室効果ガスの総排出量を実質ゼロにすることを目指した「ゼロカーボンシティ宣言」を行っています。この宣言は、2021年に第二次坂井市環境基本計画を策定した際に掲げられたもので、その目標には「地球温暖化対策の推進」も含まれています。

今後の対策として、坂井市は良好な生活環境の創出、豊かな自然の保全、循環型社会の形成を通じて、地域全体で脱炭素化を進める方針を取り続けています。

坂井市の魅力的な自然と観光地

坂井市は美しい自然環境に恵まれ、越前加賀海岸国定公園や九頭竜川など、観光地としても注目されています。特に、国の天然記念物である東尋坊は、その壮大な岩壁と荒波が人気で、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。

また、越前松島や、歴史的な資源を有する丸岡城、三国湊といったエリアにも多くの観光資源が存在します。特に丸岡城は、江戸時代に築かれた天守が現存しており、その美しい姿は多くの観光客を魅了しています。