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インバウンド向け「SHIBUYA PASS」実証実験第2弾始動

東急株式会社とWAmazing株式会社、さらに一般財団法人渋谷区観光協会の協力を得て、訪日外国人旅行者向けの域内周遊デジタルパス「SHIBUYA PASS」の実証実験第2弾が、2025年2月5日から始まります。本周遊パスは、参加施設・店舗で体験やサービスと引き換えるポイントを事前に購入し、現地スタッフにスマートフォンの画面を見せるだけで利用できる、キャッシュレスかつチケットレスの便利なサービスです。

初回の実施からの学び

前回の実証実験は、2024年2月から4月にかけて行われ、その結果、訪日外国人旅行者の滞在時間の延長や地域消費の拡大が見込まれました。特に、テイクアウトグルメやバスツアーといった多様なコンテンツの利用によって、周遊の促進や消費拡大の一定の成功が確認された一方で、人気スポットや飲食店のコンテンツが求められるなどの課題が浮き彫りになりました。特に「SHIBUYA SKY」などの魅力的なアトラクションの拡充が期待されています。

第2弾の新しい試み

第2弾の実証実験では、これらのフィードバックをもとに、渋谷の観光名所である「SHIBUYA SKY」を新たにコンテンツに加えます。また、ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの改善にも注力し、特に家族単位での利用を見越した設計を進めます。ターゲット層として欧米圏のインバウンドを設定し、彼らに向けたマーケティング戦略を強化します。具体的には、欧米向けのメディアとの提携やSNSでの情報発信を行う予定です。

渋谷の未来を描く

東急は、実証実験を通じて得られる知見を生かし、「SHIBUYA PASS」の内容をさらに充実させることで、訪日外国人旅行者が利用しやすく、安心して楽しめるサービスを目指しています。これにより、地域の消費拡大に寄与し、作り出す「エンタテイメントシティ渋谷」の実現に向けた取り組みを続けていきます。

渋谷区観光協会の期待

一般財団法人渋谷区観光協会は、訪日外国人旅行者が増加する中で、このパスを通じて渋谷をより楽しく、経済的なメリットを享受できるような循環を創出することを目指しています。多彩な楽しみ方を提供し、渋谷を訪れるすべての人々にとって魅力あふれる地域を構築することが期待されています。

実証実験の詳細

• - 販売期間: 2025年2月5日（水）～2025年9月30日（火）
• - 利用可能期間: 2025年2月5日（水）～2025年10月29日（水）
• - 対応言語: 英語
• - 専用ウェブサイト: SHIBUYA PASS
• - 決済方法: Visa、MasterCard、JCB、AMEX
• - 参加事業者数: 14事業者（順次拡大予定）
• - 体験・サービスコンテンツ数: 41コンテンツ（順次拡大予定）

詳しくは上記の専用ウェブサイトにアクセスして、本実証実験を通じて新たな渋谷の魅力を体験してみてください。

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