樹木観察で自分探し
2025-05-20 15:58:04

麗澤中学が実施する樹木観察で自然と自分を再発見

自然との対話で自己理解を深めるフィールドワーク



麗澤中学・高等学校(千葉県柏市)が、2025年5月24日(土)に中学1年生を対象としたフィールドワーク「樹木観察」を実施する。この活動は、同校の独自教育プログラム「自分(ゆめ)プロジェクト」の一環で、生徒たちが自然とのふれあいを通じて自己探求を行う機会となる。

自然を感じる教育プロジェクト



麗澤中学は、中学から高校までの6年間、将来の生き方を考える「自分(ゆめ)プロジェクト」を展開している。このプロジェクトは、探究学習やキャリア教育、進路指導を融合したものであり、生徒たちは体験を通じて自らの価値観や関心を見つけることを目的としている。

中学1年生から2年生にかけて、彼らは身近な自然や社会を深く理解するため、森林や水源の観察、日本の歴史について学び、様々な体験を重ねていく。中学3年生ではイギリス研修旅行、高校2年生では大学教授による特別講義など、多岐にわたる刺激的な活動が用意されており、生徒たちは自己理解を深めていく。

フィールドワークのプログラム詳細



今回の樹木観察フィールドワークは、「自分と自然との関わり」をテーマに、キャンパス内に生育する多様な樹木を観察することで、自然のメカニズムや成長、環境との相互作用についての学びを深める。専門団体「森林塾青水」のインストラクターが指導を行い、生徒たちはグループに分かれてウォーミングアップや観察のコツを学びつつ、自らの発見を「気づきシート」に記録する。そして、各グループは最後に観察結果を発表し、学びを共有する時間を設けている。

更なる展望



樹木観察で得られる気づきは、同年秋に計画されている群馬県北部・奥利根での「水源の森フィールドワーク」にもつながる。このフィールドワークでは、樹木と水という自然の二大要素をテーマにし、生徒たちは更なる自然体験を通じて「自分と自然との関わり」について深く考察することが期待されている。

麗澤中学・高等学校の教育理念



麗澤中学・高等学校は、昭和10年に創立され、現在の校舎の地に開塾した。2015年には、中高一貫の「叡智コース」を新設し、グローバル社会に対応できる人材育成に力を注いでいる。「叡智」を持った真のリーダーを育てるための教育活動は、多様な体験を通じて進化を遂げており、生徒たちが本来の自分を見出せるよう支援している。

このように、麗澤中学では自然とのふれあいを大切にし、次世代を担う生徒たちが自己の価値を見つける手助けをしている。自分が何者であり、将来どう生きるかを考える過程は、人生の中で非常に貴重な経験となるだろう。

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麗澤中学・高等学校
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