子どものSOSを見逃さないための地域がつくる学びの場
日本で813人の子供が自ら命を絶つ現実。これは、ただの数字ではありません。この数字の裏には、家庭や学校で悩み苦しむ子どもたちがいます。彼らが直面している問題は、いじめや虐待、そして体罰など多岐にわたり、心の傷を抱えている子どもたちのSOSを見逃さないことが必要です。
CAP(Child Assault Prevention)は、1995年から日本国内で活動している団体で、子どもへの暴力を防ぎ、その人権を守るためのプログラムを提供してきました。これまでに600万人以上のおとなと子どもに対し、CAPプログラムが届けられ、その活動は多岐にわたります。
困難な時代を共に生きていく
現在、子どもたちはさまざまな困難にさらされています。2023年度には、全国の小中学校で34万人の児童生徒が不登校となり、過去最多の記録となりました。このように、社会全体が激動する中で、子どもたちも大きなストレスを抱えています。「消えたい」「死にたい」と苦しむ声が多く、年間で513人以上の子どもが自ら命を絶ってしまうという現実があるのです。このような厳しい状況を打破するためにも、大人が子どもたちのSOSに早期に反応することが求められています。
問題行動とされる子どもの振る舞いは、実はSOSの一部でもあります。大人は、その小さな変化に気づき、声をかけることで、子どもたちが感じている苦痛を軽減することができます。私たちに必要なのは、専門家である必要はなく、少しの知識とスキルを身につけることです。それにより、私たちも冷静に子どもたちとコミュニケーションをとることができるのです。
地域の大人たちが手を差し伸べる
この取り組みをより多くの人々に広めるために、CAPは「おとなワークショップ」を開催します。地域の大人たちが集まり、子どものSOSに気づくためのノウハウを学び合う場を提供します。子どもたちが安心して過ごせる環境を作るためには、周囲の大人の協力が不可欠です。
私たちの願いは、すべての子どもが自分に権利がある存在であると感じ、地域の大人たちがその存在を見守ることができる関係を築くことです。子どもたちが少しでも安心して成長できる環境を整えることで、彼らの未来に希望をもたらしたいと考えています。
クラウドファンディングの実施
このような活動を継続するために、私たちはクラウドファンディングを実施します。期間は2024年12月10日から2025年3月8日まで。目標金額は70万円です。寄付をいただいた方には寄付控除の対象になるため、社会貢献の一環としても活用できます。ご寄付は、CAPが地域での子ども支援の事業を展開するための重要な資金となります。
私たちと共に、子どもたちの未来を考える一歩を踏み出してみませんか。子どもたちが安心して育つための環境を整えることは、私たち大人の責任です。どうか、多くの支援をお待ちしています。/
参加のためのリンク
CAPクラウドファンディングページ