株式会社ダイブ、フィリピン人材の宿泊業界導入を支援
株式会社ダイブが新たに手掛けるキャンペーンに注目が集まっています。このキャンペーンでは、特定技能ビザ「宿泊」分野を取得したフィリピン人材を日本の宿泊施設に紹介することを目的としており、MWO申請費用及び送り出し機関との契約にかかる費用を全て無料にすることが発表されました。これは日本の宿泊業界の人手不足問題に対する一つの解決策と言えるでしょう。
キャンペーンの具体的な内容
このキャンペーンは、特にフィリピン人材を特定技能ビザ「宿泊」分野で雇用したい日本の宿泊施設を対象に展開されます。2024年11月30日までの申し込みが対象で、MWO申請と送り出し機関契約の手続きが無料で行えるため、宿泊業の雇用主にとっては大変ありがたく、負担の軽減が期待されています。
申し込みは『宿泊業界の外国人求人ナビ for 特定技能』のウェブサイトから、またはダイブ本社への電話で行えます。具体的には電話番号03-5657-3030でお問い合わせ可能です。まずはこの機会を利用して、フィリピン人材の採用を考えてみるのも良いかもしれません。
MWO申請とDMWシステムの重要性
フィリピン人が海外で働くためには、フィリピン国内で取得しなければならないOEC(海外雇用許可証)が必要です。このOECを取得するためには、MWOに申請し、DMWシステムに登録するプロセスが存在します。これらの手続きは一般的に複雑であり、言語の壁も立ちはだかります。通常は専門の代行業者に依頼しなければならないため、雇用主にとっては大きな負担となります。
今回のキャンペーンによって、MWO申請と送り出し機関契約が無料となることで、業界全体が持続可能な成長を遂げる大きな一歩になると期待されています。
フィリピン人材40名が日本語教育中
ダイブでは、フィリピンの観光系学部卒業生40名を対象に日本語教育プログラムを進行中です。昨年8月から始まったこのプログラムは、日本で就労を希望するフィリピン人材が、特定技能「宿泊」分野の試験に合格するための重要なステップです。約5ヶ月の教育を経て、年内には試験の受験予定です。合格後は、日本の宿泊施設で面接を受け、内定を得ることを目指します。
特定技能「宿泊」分野の概要
特定技能ビザは、2019年4月に新設された在留資格で、民間企業が特定の分野で即戦力として外国人を受け入れるためのビザです。その中でも宿泊業界には、多くの人材が求められる状況が続いています。特定技能「宿泊」分野では、最大で22,000人の受け入れが見込まれています。
フィリピン人材がこのビザを取得するためには、「宿泊業技能測定試験」と「日本語能力試験」が必要で、これに合格した者は最長で5年間、日本の宿泊業などに従事可能です。このように、フィリピン人材を採用することで、宿泊施設にとっては業務の質を高める好機になるでしょう。
ダイブの人材サービスの強み
株式会社ダイブは、人材採用から就労後のサポートまでをワンストップで提供する体制を整えています。採用プロセスは複雑化しており、特別な支援が必要なため、ダイブでは適切なプランを用意し、雇用主との密な連携を図ります。これにより、日本の宿泊業界全体の活性化を目指しています。
今後の宿泊業界の人材の流れに是非ご注目ください。