群馬県のC&T Corporationが多言語AI通訳技術の特許を取得
群馬県前橋市に本社を置く株式会社C&T Corporationは、同社の開発した多言語AIリアルタイム通訳・翻訳技術に関する特許を日本と中国で取得したことを発表しました。特許の名称は「第1の利用者側装置、翻訳システム及び翻訳方法」で、この特許は多言語通訳の革新を期待させる技術が詰まっています。
この特許技術は、電話番号とユーザーの言語使用を関連付けた電話帳データベースを利用し、WebRTCを用いたP2P通信とクラウド翻訳APIの組み合わせにより、双方向のリアルタイム音声翻訳が可能となるものです。これにより、様々な言語間でのスムーズなコミュニケーションが実現されることが期待されています。
企業の主力製品群である「tel-trans」シリーズにこの特許技術が搭載され、医療機関や介護施設、地方自治体などでの多言語対応の強化にも寄与することが見込まれています。
特許の詳細
日本における登録番号は特許第7816905号、登録日は2026年2月9日です。中国では、ZL 2024 8 0058872.5という登録番号が付与され、登録日は2026年8月7日となっています。発明者としては、代表取締役の瀧澤清美氏と石橋誠氏が名を連ねています。特許出願日については、日本が2023年9月13日であり、中国は2024年8月27日です。
さらに、米国、韓国、インドにおいても、特許のPCT国内移行手続きがその後完了し、各国特許庁での実体審査が待たれている状況です。
高く評価された技術
本特許技術は、国際予備審査機関である日本国特許庁によるPCT国際予備審査でも高評価を受けました。審査官は新たな技術的要素として、「言語と電話番号を関連付けた電話帳データベース」を強調し、他社の先行文献には類似の提案がされていないことが特許性の根拠となりました。
今後の展開
C&T Corporationは、今後もこの特許技術を基にした多言語AIリアルタイム通訳・翻訳SaaSの開発を進めていくとしています。特に、「tel-trans」シリーズの実装が進み、自治体や医療機関、介護施設などへの導入を目指す方針を明確に示しています。また、群馬大学や医療法人民善会といったパートナーとのコンソーシアム構築により、社会実装や実証研究も継続して行う予定です。
C&T Corporationについて
C&T Corporationは、2013年に設立され、群馬県前橋市を拠点としています。現在は、20を超える多言語AIリアルタイム通訳・翻訳製品を提供し、さまざまな分野で活用されています。特にTOKYO SME OPEN INNOVATION PROGRAMなどからのPoC実績も持っており、今後の成長が非常に楽しみな企業です。
お問い合わせ
本記事に関する問い合わせは、C&T Corporationの瀧澤清美氏までご連絡ください。電話番号は027-251-5515、メールアドレスは
[email protected]です。本技術や特許に関する情報は、2026年8月時点での最新情報です。