WSDBが留学生の在留資格申請を無償でサポート
2025年4月から留学生の在留資格申請が新たな要件に対応するための改定が行われ、これに伴い国際学生管理システムのWSDBが大きな支援を提供しています。WSDBは、これらの変更に対して無償での支援を開始し、留学生が円滑に手続きを行うための環境を整えました。
対応内容の詳細
出入国管理局は、留学生向けに『在留資格認定証明書交付申請』の手続きを見直しており、『提出資料一覧表』や『各種確認書』の提出が求められるようになります。この中で特に重要なのが『提出資料一覧表』です。
この一覧表は、教育機関の種類ごとに異なるため、WSDBは全12種類に対してそれぞれ適切な内容を提供しています。これにより、留学生が自らの教育機関に合わせた正確な情報をもとに申請を行えるようになっています。
さらに、『各種確認書』についても、出入国管理局が提示した参考様式をそのままにするのではなく、日本語教育機関の実情に即したものに改善して提供。これにより、より実際的な形式での申請が可能となり、留学生にとって利便性が増しています。
WSDBの特徴と利点
WSDBは、留学生の管理を簡素化するために開発されたクラウド型の学生管理システムです。このシステムは、日本全国180を超える教育機関で利用されており、その一環として、留学生の動向や状況をデータとして一元管理できます。
教育機関の教職員は、WSDBを活用することでデータを簡単に入力・共有することができ、効率的な管理が可能です。また、学生用のアプリも用意されており、留学生自身も自分の情報を簡単に確認できるため、運営側・学生双方にとって利便性が高いシステムです。
会社の使命とビジョン
WSDBを運営するのは株式会社One Terraceです。この会社は2016年にベトナムで設立され、日本とアジア諸国をつなぎながら留学生支援に注力しています。One Terraceの代表である石中達也氏は、「寄りそう力とテクノロジーで、次の世代に誇れる未来を創る」という理念を掲げ、引き続き国際支援とDX推進に取り組んでいます。
留学生が日本での生活や学びをスムーズに進めるために、One Terraceは今後もさまざまなサービスを展開していく予定です。最新情報は公式ウェブサイトで確認できます。