西川礼華医師がバンコクで美容医療の最前線を発信する「ASLS Bangkok 2024」

国際学会「ASLS Bangkok 2024」の開催

2024年8月8日から9日の2日間、タイのバンコクにあるアテネホテルで「ASLS（Aesthetic Society and Laser Surgery）Bangkok 2024」が開催されました。この学会は美容医療およびレーザー治療に関する専門家が一堂に会し、最新技術や知見を共有する場として注目されています。特にアジア地域で活躍する医師たちにとって、重要なネットワーク構築の機会でもあります。

西川礼華医師の登壇

SBCメディカルグループに所属する西川礼華医師は、この学会において重要な発表を行いました。彼女はポリヌクレオチドを用いた注入治療およびRF機器を使ったたるみ治療について、実際の症例を交えて説明しました。美容医療分野での研究と症例の蓄積が、より良い治療法の開発に不可欠であることを強調し、エビデンスに基づいた医療の重要性が認識されました。

発表内容の概要

- Advanced Treatment Strategies for Periocular Wrinkles Using DOT-PN 眼周囲のシワに関する最新の注入治療法が紹介されました。ポリヌクレオチドを用いた新たなアプローチで、患者への効果が証明されています。
- Trends in skin tightening treatment with monopolar RF devices RF機器によるたるみ治療のメカニズムや、効果的な照射方法、臨床的な経過、安全性について詳細に報告されました。

医療研究の重要性

西川医師は、医療従事者としてエビデンスの理解を深めることが、患者に対するより良い治療を提供することに繋がると力説しました。近年、美容医療の進化とともに、多くの新しい治療法が登場していますが、これらの多くは十分なデータに基づいていないことが指摘されます。したがって、研究活動を通じて新たな知見を得ることは、医学の進歩には欠かせません。

西川礼華医師の経歴

西川礼華医師は、2013年に横浜市立大学医学部を卒業後、2015年に国立病院機構東京医療センターで臨床研修を修了。その後、湘南美容クリニックにて皮膚科業績責任者や全体統括の役職を歴任し、2023年にはSBC東京医療大学の客員教授に就任しました。彼女の経歴と経験は、多くの医療従事者や患者に対して信頼を寄せられています。

SBCメディカルグループの取り組み

SBCメディカルグループは、全国の医療機関に経営支援を行う企業であり、様々な専門領域において患者のニーズに応える治療法を提供しています。最新技術やサービスを追求する一方で、美容医療の発展にも尽力しています。今後も、技術力と情熱を持って魅力的で効果的な治療の提供を続けることで、美容医療業界全体の進化に寄与していくことが期待されます。