小杉湯 夏至祭でフィンランド文化を体験
2018年6月22日から24日までの3日間、高円寺の銭湯「小杉湯」で行われた『小杉湯 夏至祭 - Midsummer Festival -』は大盛況で終了しました。このイベントは、2019年に控える日本・フィンランド外交関係樹立100周年に向け、フィンランド文化を日本の銭湯から発信することを目的として開催されました。約1,700人の来場者があり、フィンランドの魅力を体感する素晴らしい機会となりました。
フィンランドの自然を楽しむ浴室空間
「小杉湯」では、植物アーティストのACCO SUZUKI氏によるインスタレーションが施され、浴室の空間がフィンランドの森と湖をテーマに演出されました。訪れる人々は、森の香りとともにまるで自然の中にいるような感覚で入浴を楽しむことができました。このような試みは、フィンランドと日本の共通点を感じさせる素晴らしいものです。
特別企画と交流イベント
最終日には、特別な企画が行われ、多彩なイベントで訪問者を迎えました。朝日がさす涼しげな浴室で、日本唯一のフィンランド認定サウナヨガインストラクターであるIzumiさんによるサウナヨガレッスンが開催され、参加者はリフレッシュした一日を始めることができました。
また、「銭湯と公衆サウナ」というテーマでトークイベントも実施されました。公衆サウナ専門家のこばやしあやなさんと銭湯番頭のenyahonamiさんが、両者の違いやフィンランド文化に基づく公衆浴場の豊かさについて語り合いました。
フィンランド料理を楽しむ交流会も行われ、荻窪にある人気のフィンランドCafe『キエロティエ』が特別メニューを提供しました。サーモンスープやシナモンロールを味わいながら、参加者はフィンランドについて熱く語り、親密な交流を促進しました。
フィンランドの魅力が集結
この夏至祭には、屋外ブースもあり、フィンランドCafe & Barやテントサウナ、HUKKA DESIGNなど、多くのフィンランド関係のショップが出展しました。特に人気のあったブースでは、商品が売り切れてしまうほどの盛況ぶりを見せました。
情報
小杉湯の夏至祭は、文化交流の重要性を再認識させてくれるイベントでした。今後も小杉湯はフィンランド文化の魅力を発信し続け、日本とフィンランドの親密な関係を育んでいくことを目指しています。
- - 開催日: 2018年6月22日(金)〜24日(日)
- - 開催場所: 小杉湯(杉並区高円寺北3-32-2)
- - 詳細な情報: 夏至祭公式サイト
- - 主催者: 銭湯再興プロジェクト